カスタマーシャシー問題、モナコでも結論でず

 ニュースソースがないのですが、ソースがないことがソースと言うことで…(笑)
 モナコで一応の結論を出そうというのが、バーニー・エクレストンの話でした。
 けれど、駄目だったそうです。それもそうでしょう。


スパイカー他「カスタマーシャシー許すまじ!」
バーニー「じゃあ、カスタマーシャシー使用チームは参戦チーム枠にしてポイントなし!」
スーパーアグリトロ・ロッソ「いや、カスタマーシャシーじゃないし!」


 論点がずれています(笑)
 まず、カスタマーシャシーかどうかを見極めないと、話が進みません。
 しかし、どこまでがカスタマーシャシーでどこまでがそうでないかの線引きが出来ていないんだから、その話をすっ飛ばしてコンストラクターズだ参戦チームだといってもね…。



 私も「F1チームたるものマシンは自分で設計・製造すべき」という意見はわかります。
 しかし、例えば金欠に悩んで長年同じマシンを走らせていたアロウズミナルディのようなチームはお咎めなしで、今年苦労してレギュレーションにあわせてR&Dもしっかり頑張っているスーパーアグリのようなチームがコンストラクターズポイントからはじかれるというのは、どうにも納得がいきません。
 例え、レギュレーションからすれば微妙であっても、レギュレーション精神に則っているのはむしろスーパーアグリの方なんではないかと。



 まぁ、いくらファンがああだこうだ叫んだところで、結局はお金がどう転ぶかで話が進むんでしょうけど。