J1第10節 大分 0-3 千葉

 やっと、完封勝利です。磐田戦は0-0で引き分けでしたが、0点に抑えての勝利は今期初となります。
 試合前にストヤノフの欠場が急遽決まった上に家本審判が主審ということで様々な不安は過ぎったのですが、ジェフは前半から好調。
 特に羽生は飛び出しだけでなく、ドリブルにもキレがあり、見ていて頼もしい存在です。その羽生が前半12分にドリブルで持ち込み、ミドルシュートを決め先制。続く35分には相手のミスからボールを受けた山岸がドリブルでキープし、最後は勇人が決めて2-0。前半は40分に高松のゴールかと思われたがオフサイドをとられるなどもがありましたが、それ以外はほとんど危ないシーンもなくジェフペースでした。


 しかし、前半は好調でも後半から一気にグダグダになってしまうのが、最近のジェフのパターン。この試合でも、後半開始直後は大分に攻められっぱなしでした。
 大分の猛攻をなんとか防いで、苦し紛れのロングボールを蹴り出す場面が増えていたのですが、後半10分にPKをゲット。阿部がこれを冷静に決め、3-0。ここからはまたジェフペースに戻りました。
 その後はジェフが何度かチャンスを作ったのですが、後半30分辺りからまたズルズルとDFラインが下がってしまいます。
 立石の粘りや守備陣の体の張ったプレーでなんとか零封に持ち込みましたが、この辺りの課題は相変わらずと言った感じ。これから上位チームと当たることを考えると、若干の不安も残った試合だったと思います。


 まぁそれでも完封で勝てたことは選手の気持ちの面で大きいでしょう。何人か怪我人が出ているのは心配ですが、好調は維持している感じです。