FC東京が猛攻しかけ、G大阪は2連敗

 来ましたねえ。これで俄然リーグが面白くなってきたんじゃないでしょうか。1位G大阪から5位のジェフまで勝ち点5。ジェフは直接対決も残っているのでこの試合に勝つことを考えれば、ガンバとジェフの差は勝ち点は2。もちろんアントラーズも追い上げてくるでしょうから優勝争いはまだわかりませんが、まれに見る混戦となっているのは確かです。
 またこのガンバの2連敗の内容を考えると、今週末のナビスコカップ決勝も現時点ではジェフが優位に立っているように思います。西部さんの言うとおり、今のガンバは恐るるに足らずといった印象です。湯浅さんもFC東京の快勝だったとおっしゃっている通り、少なくともFC東京との試合ではガンバのパフォーマンスは良くなかったように見えました。もちろん勢いに乗っているFC東京のサッカーが良かったという見方もありますが。
 ただし決してガンバを侮っているつもりはありません。不安要素を上げればきりがない。1週間あれば両チームともまるっきり違うチームになっている可能性だってあるし、二川の復帰やハースの不在も心配なところです(まあ大分でのハースは動きはいまいちだったんですけど)。
 勢いでは上。しかし経験ではガンバが上か。いまからどきどきして土曜日のキックオフを待っています。


 ところでリーグ戦がこうなってくると、ナビスコカップ決勝もあるジェフにとっては天皇杯のスケジュールも気になります。オシム監督は甲府戦でも今までどおり「結果を出した選手」を選ぶのでしょうか。
 例えば決勝で怪我から復帰した林が活躍したら、甲府戦でも林をスタメンで使いハースはベンチなのか。大分戦で途中から出場しまずまずの動きを見せた水本は、決勝には出れないかもしれないけど今後激しくなるであろうリーグ戦を考えれば甲府戦で試しておくのも悪くはないだろうし、不調の水野はこういう試合にこそチャンスを与えておいて復調のきっかけを見つけて欲しい、なんて素人目には思ってしまうのですがプロ中のプロであるオシム監督はどういった結論を出すんでしょうか。いや、結論を待つまでもないかな。オシム監督なら今まで通り基準は変えないだろうし、基準を変えないことこそが選手のモチベーションを保つ重要なキーポイントなのかもしれません。