ホンジュラス戦に海外組を招集

 以前いったように国内の若手を試せる数少ないチャンスだっただけに今回は海外組は招集せず、もう一度若手にチャンスを与えて欲しかったのですが、こういう発表が出てしまいました。これによって海外組もコンディションの調整やクラブでの立場が難しくなってしまうのですけど。何度もいうようですがジーコ監督はこの前起用した若手の今後をどう考えているのでしょうかね。
 W杯に向けて準備をするために、なるべくフルメンバーを予備たいというのならまだわかります。しかしチケットの売れ行き云々がメインで今回の海外組招集に踏み切ったのなら、これほどあきれることはないですね。もともと宮城スタジアムでやるのだから、売れ行きが鈍るのはある程度読めていて欲しいところだし、クラブのスケジュールの厳しいこの時期に親善試合を行う意図もファンにはいまだ見えてきません。
 そんなことを考えていくと、改めて今年の代表のスケジュールはまるで適当に組まれたかのように滅茶苦茶になていますね。W杯に向けて非常に大事な時期なんですが…。


 今回先行で発表されたのは柳沢、高原、中田英、中村、稲本、中田浩で、FWが2人、MFが4人の計6人。今までのジーコ監督の中での評価順位を含んで単純に考えると、FWでは巻、田中達也、MFでは本山、阿部、今野ともう1人(村井あたり?)が外れることになります。ただしジーコ監督が4バックに戻す意思があるのならDFが1、2人外れる可能性もあるかもしれませんが…。国際Aマッチとはいえ交渉次第ではヒデあたりは来ないかもしれませんから、まだはっきりしたことはわかりませんけどね(来ないほうがいいでしょうね。というかむしろヒデのためにも来るな)
 しかし結局は元のコンフェデあたりの代表メンバーに戻りそうなのが残念です。若手を全員残せなんてもちろんいいませんが、試合でいいプレーをした選手は正当に評価して欲しいと思うのですが。