マレーシアGP、フェラーリ惨敗

 久しぶりに苦戦するフェラーリを見ました。タイヤもぼろぼろ。ブリヂストンが大きく外してしまったのは隠せない事実だけど、あれだけの差はタイヤだけの問題じゃないでしょう。またヨーロッパのマスコミはタイヤを叩くんだろうなぁ。
 あえてブリヂストンをかばうとあのハードよりに狙いすぎたタイヤ(実際はレースディスタンスでも遅かったし、タイムもキープできなかったようだから「ハードよりのタイヤ」というわけにはならなかったけど)もフェラーリが望んだものっだったろうし、もっとフェラーリが積極的な戦略で行くべきだったと思う。
 今年のタイヤ交換なしのレギュレーションを気にしすぎてコンサバになっているチームが苦戦しているけど、昨年同様、コンサバな作戦は本当に速いマシンがないときつい。フェラーリ、BARはまだまだ苦戦しそうなだけに、早い段階でもっと積極的な戦略に切り替えていかないと。トヨタはその逆で積極的な戦略が功を奏した形。もちろんセパンがトヨタのマシンにあっているということと、純粋にマシンの性能が高かったということもあるけれど。