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群馬戦、また暑さとの戦いに?

 明日は3連戦の最終日。
 ジェフはホームフクアリで、群馬を迎え撃ちます。
 ここまでの連戦で、岐阜戦に勝利し金沢には引き分けたジェフ。
 トータルでの成績は、今のところまずまずといったところだと思います。


 ジェフは岐阜戦、群馬戦と、後半から調子を上げていった印象です。
 今季のジェフはプレッシングサッカー主体なので、前半飛ばして後半息切れする傾向にある。
 実際の数字の面でも後半の失点数が非常に多くなっているので、それを改善するためにも前半抑えて戦った部分があったのではないでしょうか。
 それもうまくいって、この2試合を1勝1分という成績で終えられた部分があるのではないかと思います。



 ただ、群馬戦では苦手な印象のある、暑さとの戦いになる可能性がある。
 連戦中は梅雨が本格的に始まって関東では晴れ間もなく、気温も低い日が続きました。
 しかし、週末になってようやく晴れ予報が増え、群馬戦が行われる明日12日の気温も上がってきそうな気配です。


 シーズン序盤好調だったジェフは気温が上がってきてからプレスが実施できなくなり、成績も下がってきた印象があるだけに気温が高くなれば大きな不安材料となるのではないでしょうか。
 金沢戦後半はまずまずの戦い方ができたようにも感じましたが、ジェフが長いトンネルを抜け出せたかどうかは暑い環境でもよいサッカーができるかどうかにかかっているのではないかと思わなくもありません。
 そう考えると、群馬戦が今後を占う上で非常に重要になってくるかもしれませんね。



 また、以前にも少し話しましたが、今季のジェフは相手に攻め込める展開の方が戦いやすいのではないかといった印象もある。
 攻め込んでいれば全体のラインも上げやすくなるし、パウリーニョのプレーエリアも自ずと上がっていき、後方には相手のロングボールに強いCBも構えている。
 結果的にプレスもかけやすくなり、自分のペースで戦えるように思います。


 しかし、攻め込まれるとゴール前に人数が集中してしまい、ラインも押し上げられなくなり、中盤にスペースができてしまう。
 全体の守備バランスも良くなく、リトリートした状況からのプレスも整備されていない。
 攻撃でもカウンターの形が作れていないため、一度攻め込まれると押し返しにくい。


 岐阜戦で先に相手が先制したため、前半の早いうちから相手が守りに入ったところがあったように思います。
 金沢ももともと守備で受けて立つチーム。
 ジェフとしては、2試合とも比較的やりやすい状況だったのではないかと思います。



 しかし、今年の群馬はしっかりとパスで崩してくるチームで、前回対戦時も0−2で敗れています。
 後方の選手がビルドアップした瞬間にFWがボールを受ける構えをし、中盤の選手は間で受ける予備動作をする。
 そこからバイタルエリアに縦パスを通して、攻撃を展開していくといった狙いを感じます。


 J2もハーフシーズンを終えましたが、今季はパスでしっかり崩そうというチームとロングボールをCFにあてるチームに二分化しているのかなと思わなくもありません。
 パスをつなぐチームもサイドの大外に逃げるようなことは少なく、しっかりと中を崩そうといった印象がある。
 J2チームの大半は個人突破に長けた優秀な選手などは補強できないので、どうしてもパスで崩すか長身CFに預けてこぼれ球を拾うような形しか狙えないということなのかもしれません。



 それを考えると、ジェフはパスで崩すのか、ロングボールで攻めるのか中途半端な印象があります。
 ビルドアップはロングボールが増えているようにも思いますが、かといってそちらに割り切れているわけでもない。
 あくまでも、結果的にそうなっている印象が強いように思います。


 最終的にどちらも使えるのが理想とはいえ、どちらかに強みを作れなければなかなか攻撃の形が作れない問題は解決しないのではないかと思います。
 なまじ戦力があっていろいろできてしまうからこそ、攻撃の意図が明確に作れない部分もあるのでしょうか。
 かといって個人技で突破できるようなタイプの選手もいないので、最後のところで崩し切れないという問題が出ているようにも思います。



 しかし、攻撃の意図は感じる群馬ですが、前節は熊本相手に引き分け。
 先にPKで勝利したものの、この日スタメン出場した巻にゴールを許し、1-1で終えています。
 前々節徳島戦こそ2-1で勝利をあげていますが、それまで4試合勝ち星なしとあまり調子も良くないように感じます。


 ここまでの成績も、群馬は7勝10敗5分で15位。
 ジェフとしてはホームでの試合ですし、取りこぼしたくない相手といえるのではないでしょうか。
 最後を綺麗にしめられるかどうかで、連戦の印象も変わってくるのではないかと思います。
 このトンネルを抜け出すためにも、暑さに負けずに良い試合を期待したいところではないでしょうか。