オーロイ、古巣オーレスンFKに復帰間近?

 昨年末ジェフを退団となっていたFWオーロイ
 ノルウェーの地元紙によると、古巣であるノルウェーリーグのオーレスンFKに復帰する可能性があるようです。


 早い段階からノルウェーメディアではオーレスンFK復帰の可能性を取り上げられていましたが、スポーツライターの木崎伸也氏が本田が所属するCSKAモスクワ目当てでスペイン・ラマンガ合宿に視察に行っていたところ、偶然瀬戸貴幸が所属するルーマニアのアストラの練習試合が行われ、さらに偶然オーロイが練習に参加していたオーレスンFKがそのアストラの対戦相手だったようです(笑)
 まぁ、偶然というかジェフが行っていたアンタルヤキャンプのように、多くの国々のクラブチームがラマンガ合宿を行い、そこで練習試合や情報交換などを行っているのでしょうけどね。
 木崎氏の情報はtwitterによるとオーロイ1点ビハインドで出場、荒れた試合だったようで小競り合いを止めていたそうです。



 先週末、ノルウェーで報じられたこちらの記事によると、1月間オーロイオーレスンFKの練習に参加。
 そして、今週の初めにもオーロイはクラブのディレクターと話し合いを持つそうで、そこでオーロイの将来が決まる模様です。


 オーロイは古巣オーレスンFKで、キャリアを終えたいという強い意志を持っているとのこと。
 どこまで具体的な話があったかはわかりませんが、以前には日本のクラブからの話もあったとも報じられていました。
 また、クラブディレクターも「オーレスンFKに戻ってほしい」とコメントしているようです。


 もともとジェフへの移籍も、長らくオーレンスFKで貢献してきたオーロイに対して、日本への出稼ぎを認めるような形だったというような報道もありました。
 日本ではなかなかそういったケースはないと思いますけど、欧州では決して珍しくないケースだと思います。
 日本で言えば最近オーストラリアに移籍した小野や中国に移籍した大黒も、考え方次第ではそれに近いのでしょうか。
 もちろん戦力だとか予算の問題だとか、さまざまな要因が絡んでいるのでしょうが、日本でもそういった流れが増えてくる可能性はなくもないのかもしれませんね。



 上記のオーロイの記事には続きがあって、オースレンFKは予算問題があるそうで、人件費のカットが課題となっているとのこと。
 また、現時点で多くのストライカーがいるとのことで、選手構想に関しても問題があるそうです。
 ただ、オーロイを獲得してそのほかの選手をレンタルさせる可能性もあるそうで。


 どちらにせよ、早期に結論は出る感じなのかなと思います。
 ジェフも巻とはなかなかうまい形で終われなかったですし、特にクラブの象徴的な功労者とどのように関係をつないでいくか、終わりにしていくかというのは難しいところだと思います。
 オーロイとオースレンFKも、良い形でキャリアの最後を結べるといいですね。