シーズン後半戦、1試合目は熊本戦
さて、明後日はシーズン後半戦第一戦、熊本が行われます。
熊本とは5月20日に試合を行い、4-0で勝利。
試合開始から21分までに3点も得点を奪う展開で、ジェフが圧勝した試合でした。
ちょうどジェフが6連勝していたころの4試合目ということになりますね。
あの試合での熊本は3バックではありましたが、DFラインが非常に緩く、守備の組織やフォーメーションなど以前の問題だったと思います。
DFラインだけでなく、中盤の守備も甘く、特にボランチからバイタルエリアにかけてを、ジェフに受け渡してしまっていた印象があります。
しかし、今回はアウェイ熊本での開催。
ここ4試合は負けなしで2勝2分で来ています。
あそこからどれだけ買われたのか。
4-0でジェフが大勝した試合も試合終盤のサイド攻撃などは鋭さがありましたし、まずは守備のほうが改善できているのかどうかが、気になるところかなと思います。
ジェフのほうは6連勝の後に岐阜に敗れた以降は、負け、勝ち、勝ち、負け、引き分けでシーズン前半を終了しました。
その間のサッカー内容に関しては大きく何かが変わったというよりは、相手の出方だったりとか(逆に言うと6連勝中は相手の出来もひどかった…?)、気候によるコンディションの変化など、外的要因のほうが多く影響が出ているのかなぁと自分は感じます。
ここからシーズン中盤において1つポイントとなるのは、暑さや湿度との向き合い方ということになるのでしょうか。
比較的年齢層の高いメンバーになっているのではないかと思いますし、メンバーもある程度は固定化されつつありますから、コンディショニングをしっかりとして、夏場を乗り越えなければいけませんね。
特にこのチームの軸となっている兵働、山口智あたりは、スタミナ面に不安があるのではないか?と感じるところもありますし…。
チームの将来も含めて考えると、あまり2人ばかりに頼らないサッカーというのも、考えていかなければいけないのかなぁとも思います。
周りの選手の奮起にも期待したいところですね。
それと昨日も話た今季前半においての課題の克服ですね。
得点力の向上という部分はどういった形でもいいから、やっていかなければいけないところだと思いますし、MFラインが吸収される問題というのは運動量が落ちてくるとより厳しくなってくるので、夏場はますます辛くなってくる可能性もあるのかもしれません。
このあたりを解決できるかどうかが、シーズン後半の注目点ですね。
シーズンを折り返したとはいえ、まだまだ先は長いわけですから、混戦模様のJ2ではありますが、目先の順位や結果にはあまりとらわれず、最終的にJ2の首位に立っているように強いチーム作りを目指してほしいところではないかと思います。