大岩、トゥーロン国際のメンバーに選出
ロンドンオリンピックの前哨戦ともいえる、トゥーロン国際大会に参加するU-23日本代表20人が発表になりました。
メンバー一覧はこちらで。
今回は欧州のシーズンもオフに入ったということで、宇佐美、酒井高徳、高木善朗、大津、指宿など海外組が選出されました。
一方でフル代表との日程の問題で権田、酒井、原口は外れ、ACL出場組からも選出されなかったとのことです。
意外なところでは山口蛍が落選。
関塚監督は「彼の力は分かっています」と話していますけど、海外組を試したいから外したというポジションでもないと思いますし、このタイミングでということになると…。
トゥーロンは五輪代表チームにとって、非常に大事な大会なはずですしね。
報道ではOAに憲剛や遠藤の名前が出ていて、そこは納得できると思うのですが、ならばなおさら守備で貢献できる山口あたりは重要な気もするのですが。
やっぱりまだ山村に期待しているということだったりするのでしょうか。
ジェフからは引き続き大岩が選出されました。
今回は不動のレギュラーである酒井宏樹が不在ということで、大岩にとってはビックチャンスですね。
ジェフ対町田戦を関塚監督が視察しに来ていたのも、酒井宏樹が不在となる可能性があって、大岩をチェックしたかったという意図があったのでしょうか。
ただし、今回は酒井高徳が選出されています。
シュトゥットガルトで活躍している酒井高徳は、右サイドバックでもプレーできるはずです。
もちろん基本的には本職である左SBで期待されているのでしょうが、今まで左SBで起用されていた比嘉が控えに回り、本番で右SBの酒井宏樹に何かあったら左SBに比嘉、右SBに酒井高徳なんてことも考える可能性もありえなくはないかもしれません。
なにせ五輪本番では18人枠という問題がありますから、なるべく選手は削りたいはずで。
今までもユース代表には選出されてきた酒井高徳ですが、今回久しぶりに選出されたということは五輪本番でも選出される可能性があるのでしょうし、大岩にとってはライバルが増えたという見方もできなくはないのかなと思います。
ただ、今回は大岩も試合に出場する機会は十分あるはずですし、そこでアピールすることが大事ですね。
今の大岩なら十分期待できるのではないでしょうか。
今回の試合放送はNHK-BS1で行われるそうです。
キックオフ時間もリンク先でチェックできます
非常に気になる大会ですが、残念ながら自分は見れない…かな。
初戦は5月23日トルコ戦、25日にオランダ戦、第3戦27日オランダ戦となっており、グループリーグを通過できれば(上位2位で通過かな?)30日に準決勝、6月1日に3位決定戦、決勝が行われます。
ということで、ジェフにあてはめると、27日の大分戦、日本代表の勝ち進み次第では6月2日の岐阜戦も、大岩が出場できないということになります。
大岩は現在のジェフにとって欠かせない選手ですし、2日の岐阜戦からはミリガンがオーストラリア代表に参加しますから、どうやりくりしていくかも重要ですね。
関塚監督や原技術委員長の会見はこちらで。
「W杯最終予選であっても、ACLを戦うことを優先するということがあります」と話しているのは、ちょっと意外でした。
前にもちょこっと言っていた気もしますけど。