茶野隆行の現役引退を発表
茶野隆行選手 現役引退について(ジェフ公式サイト)
昨年末ジェフから契約満了を通知されていた茶野が、昨日引退を発表しました。
茶野は95年に市立船橋からジェフに入団。
レギュラー選手として活躍し、2004年にはジーコ監督率いる日本代表に選出されました。
(ジーコ監督の選手選定には疑問も多く、監督が視察に来ていた試合で茶野が得点を決めたことが、招集の決め手になったというジョークもありましたが…笑)。
05年には村井と共に磐田に移籍。
こちらでも主力選手としてキャプテンも任されるようになりました。
しかし、09年はチームの守備に問題が生じ、レギュラーだった茶野も村井と同時に契約満了となります。
そして、2010年、J2に降格したジェフに再び入団することに。
1年目はDFラインのリーダーとして活躍しました。
09年の磐田での出来もあったので正直不安な面もなくはなかったですが、安定した守備だけでなくビルドアップでも貢献し、前年以上のプレーを見せてくれたと思います。
しかし、昨年は竹内のCB起用などもあって、活躍はできませんでした。
出場数も大幅に減少し、公式戦(リーグ戦+カップ戦)出場数は4試合にとどまりました。
95年にプロ入り以来、公式戦で一桁しか出場できなかったのは昨年だけだったのですね。
それもなかなか凄いことだと思いますが。
昨年は苦しいシーズンだったとはいえ、J2で茶野を欲しがるチームはまだあるのではないかと思っていたのですが、良いオファーがなかったということなのでしょうか。
コメントでは「個人的な事情も重なって」と書かれていますし、それがどういった事情なのかは触れないでおくとして、何かしらのオファーはあったのではないかなぁとも思うのですが。
「再出発に備えて」という言葉もありますので、ぜひ今後の茶野隆行の活躍にも期待したいところだと思います。
出来ればいつかコーチとして、またジェフに帰ってきてほしいなぁなんて思うところですが。
ともかく、お疲れ様でした。