波乱のカナダGP CSで再放送は土曜日

 天候も荒れ、波乱の週末となったようですね。
 ザウバー小林可夢偉にとっても、金曜日のフリー走行から混乱が続きます。
 まずチームメイトのセルジオ・ペレスフリー走行1では順調に周回を重ねるも、直後に体調不良を訴えてフリー走行2から欠席。
 モナコで大クラッシュを喫してしまったペレスですから、その影響もあって…ということでしょうか。
 代わりに昨年までザウバーから出走し、シートなどの準備もできていたペドロ・デラ・ロサが出走。
 ペレスと同郷のエステバン・グティエレスは残念に思っていたようですが、どうもカナダ前からデラ・ロサには代役の可能性の話しを言われていたようですね。


 その後のフリー走行2ではスーパーソフトでアタックしていたラップで可夢偉がクラッシュ。
 突然の代走となったデラ・ロサはマシンに慣れることが第一でしたし、1日終了時点でデータ不足に陥ってしまいました。
 そして、土曜日のフリー走行3では今度はデラ・ロサがクラッシュ。
 ザウバーチームとして、流れの悪い状況に。



 しかし、予選では可夢偉が古いシャーシを使用して、13番手タイム。
 Q3進出となる10位までとのタイム差はかなり離れていましたが、それでもなんとか合せてきた印象でした。
 デラ・ロサは17位スタート。
 ポールはベッテル、2位以下はアロンソ、マッサ、ウェバーと、フェラーリが頑張っていました。
 カナダはエンジンサーキットなためここではメルセデス勢有利か?と思われましたが、5位以下でハミルトン、ロズベルグ、バトン、シューマッハーという順位に。


 決勝はウェットレースでスタート。
 半公道サーキットなため排水もあまりよくなく、セーフティーカー先導でのレース開始となりました。
 可夢偉は順調に順位を上げていくと、8周目にバトンとハミルトンがクラッシュし、再びセーフティーカーが。
 このままハミルトンはリタイアとなりました。
 その後、路面が渇いてきたため、多くのマシンがインターミディエイト(浅溝タイヤ)に代えている状況で、この後雨が再び強くなるという予想もあってか、可夢偉はウェットのまま走行。
 この結果、2位にまでポジションを上げました。
 そして、20週目に雨が強くなったため、セーフティーカーが導入され、25週目に入った時点で赤旗一時中断となりました。
  


 かなり長い中断で、このままレース中止か?とも思われましたが、ようやくレース再開のアナウンスが。
 赤旗が提示されたのが現地時間の13時46分で、再スタートは15時50分。
 実に2時間近くの中断となりました。


 ようやくスタートか…と思われた瞬間に、自分の録画分は終了(笑)
 この後も多くの見どころがあったそうなのですが、残念ながら見れなかった…という方はtwitterでも多かったようです。



 ということで、リザルトも見てしまったのですが、今回はここまでで。
 CSのF1放送予定によると、6月18日の13時40分から18時20分まで4時間40分をかけて、フジテレビNEXTで再放送があるそうです。
 視聴できる方は、ぜひご覧ください。