厳しい現実と戦う東京V

 ジェフは1週間試合が空いて、明日東京Vと対戦です。
 まずは間隔が開いたことによる影響はどうなのか。
 先週末にも練習試合は組まれましたし連戦後の休みということでいい休息にはなったかもしれませんが、休みが入るとリズムなどが合わせにくいという話も聞きますしね。
 うまくこの休みを使えたかどうか、気になります。


 それとここ2試合、攻撃は手詰まり感も出てきてしまったので、それをこの2週間でいかに修正できたか。
 いきなり良くなるような問題でもないと思いますから、少しずつ改善していきたいところ。
 そのきっかけが、この試合で見えてくるといいのですが。



 対戦相手の東京Vは、土肥、土屋、佐伯などベテラン選手が中央後方を締め、東京Vユースの出身の平本や飯尾などが技術力やスピードのある“らしい”プレーで攻めるサッカーになっているのかな…といった印象です(飯尾は明日の試合、出場停止)。
 その中には期待のホープである高木兄弟や河野など、二十歳前後の選手もいたりして。


 正直、大きな結果を残すには、もう少し時間がかかるのかなぁとも思います。
 けれども、クラブとして見ると苦境に立たされたことによって、ようやくあるべき姿に戻りつつあるのかなぁと思います。
 なかなかトップチームが大きな成功を残せない近年の東京Vですが、ユースチームは変わらず結果を残し続けています。
 そのユース出身の選手を積極的に起用し、多少の我慢をしても将来を見据えて戦っていく。
 この姿勢は決して間違っていないと、私は思うのですが。
 そういった印象を現在のチームに持っているからこそ、経営面でもどうにか踏ん張ってほしいと思うのですが、現実は残酷な方向に進みつつあるのでしょうか…。



 ジェフとしてはそういった相手を前に、しっかりとリスペクトして戦うこと。
 そして、相手はアウェイ2連戦でジェフはホームなのですから、勝利の二文字を見せてほしいと思います。