Jリーグからワールドカップへ
無事、ミリガン獲得が発表されました。
J2に落ちてもオーストラリア代表候補の選手を獲得できたことは、素晴らしいことではないかと思います。
ACLなどではボランチで活躍し、素晴らしいロングパスも持っているようです。
(ただ、江尻監督のサッカーに必要なのはロングパスより、正確なグラウンダーでのパスなど細かな部分も含めたパスワーク能力ではあるのだけれど。)
しかし、ジェフではCBでの起用が今のところ濃厚となるでしょう。
CBからのパス出しに関しても期待したいところです。
(ミリガンが2人ほしいなんて展開になったりして…。)
しかし、一方で守備能力はどうなのか。
アジア杯では高原のフェイントにやられてしまったわけですが、高原は事前にビデオで分析し「フェイントにひっかかりやすかった」とわかった上でのあのプレーだったと話しています。
偶然あの試合でやられてしまったというわけではないようですから、当然J2のクラブもそのあたりを分析してくるでしょうし、どれだけ修正されているかに注目ですね。
オーストラリアではワールドカップへのJルートといったミリガンの記事も出ています。
まだ24歳ということもあって、2010年南アフリカW杯だけでなく、その先の2014年W杯の話しまで出ており、ミリガンへの期待度の高さを感じます。
昨年は所属チームでの活躍を認められ代表メンバーに返り咲いていますし、今後は今まで以上にオーストラリア代表チームもチェックしていきたいところですね。
W杯メンバー入りは今年の活躍次第という立ち位置だと思うので、やる気の部分は十分に期待できるんじゃないでしょうか。
さて、これで補強ラッシュも終了なのでしょう。
“戦力は増えた”かもしれません。
けれど“戦力は整った”と言えるんでしょうか…。