TMN…というか木根バラを普及する その4

 本当に凹んだ時は無理に明るい曲で気持ちを盛り上げるよりも、静かな曲を聞いて落ち着いたほうがいいという研究発表が出ているんだとか、中学校の先生が言ってた。


 ということで、今日はバラード。
 個人的にはTM Networkと言えば、バラードだと思っている。
 以前にも紹介した『Still Love Her』、『Time Passed Me by』などが有名だけど他にも名曲は多数。
 『winter comes around』、『Sad Emotion』、『Telephone Line』など、多くのバラードがある。
  その中でも個人的にすきなのが、次の2曲。

『GIRL FRIEND』
 
 これはフォークバージョン。
 実際のCDでは通常のオケが入っているんだけどね。
 映画「ぼくらの七日間戦争」の主題歌『SEVEN DAYS WAR』のカップリングなんだけど、宮沢りえはこちらの方が好きだといったとか。

 
『ELECTRIC PROPHET』

 ファンの中でも非常に人気の高い曲で、TMNの中では非常に重要な意味を持つ曲にもなっている。


 これらのほとんどか木根氏の作曲で、『Still Love Her』と『ELECTRIC PROPHET』だけは小室氏と共作。
 個人的にはアップテンポなTMらしい曲より、木根バラを筆頭としたバラードの方が好みではある。



 もっともだからといって誰がいらないとかいう訳ではなく、ポップな曲を作れる小室氏とバラードなど味のある曲が書ける木根氏の両者がいて、いろんなジャンルの曲を歌いこなすことが出来る宇都宮氏がボーカルだからこそ、TMNは上手いバランスで成り立っているんだと私は思うのだけどね。



 TMNのバラード集である『Naoto Kine Presents TMN blue』には、『Time Passed Me by』、『winter comes around』、『Sad Emotion』、『Telephone Line』、『GIRL FRIEND』などの名曲が含まれている。
 個人的にはベストアルバムの中では、一番好きなアルバムかもしれない。
 セールス的には残念ながらあまり伸びなかったそうなのだけれど、非常に内容のつまったアルバムで、バラード好きにはぜひとも勧めたいCDになっている。


 なお、『ELECTRIC PROPHET』はあまりベストアルバムには含まれることはなく、ミニアルバム『TWINKLE NIGHT』で原曲が聞ける。
 ただし、amazonの説明にもあるように初期のアルバムということもあり、原曲は非常に音が薄い感じがする。

 
 そこで、TMN終了前のラストライブとなった『LAST GROOVE』の初日をお勧めしたい。


final live LAST GROOVE 5.18 [DVD]
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 『LAST GROOVE 5.19』もあり、それぞれCDも出ている。
 ちなみにラストライブにはTMNのサポートメンバー出身のB'Zの松本孝弘なども参加していたはず。


 さて、これでTMNの話しは一端終了…と思ったけれど、あともう1回だけやって終わりにしようかなぁと思います。