佐藤琢磨、トロ・ロッソ入り?
佐藤琢磨のトロ・ロッソ加入話し。
スーパーアグリ解散直後から少しずつ騒がれていたのですが、ここに来て話しが再浮上してきたようです。
このスイス紙が口火を切って、欧州でも複数個所で報じられているそうです。
佐藤琢磨にトロ・ロッソ移籍という噂が浮上した。
(中略)
スイス紙“Motorsport Aktuell”は、トロ・ロッソと佐藤琢磨の思惑が一致すると主張している。
トロ・ロッソの共同オーナーであるゲルハルト・ベルガーは2009年のラインナップを、ブルーノ・セナやセバスチャン・ブエミといった若いドライバーと、経験豊富なチームメイトで揃えるのが理想と語っている。
Motorsport Aktuellは、2002年のジョーダンでのデビュー以来100レース出走に近づきつつある佐藤琢磨の経験やレース技術だけでなく、トロ・ロッソのパートナーであるレッドブルの厳しい日本市場への進出を援助すると主張している。
(F1-Gate.com)
もっとも報道の内容はほぼ同じな感じなので、とりあえず“乗っかった”だけかもしれませんが。
けど、レッドブルの日本市場狙いか、なるほど…と思ったんですけど、そういえばアサヒのH2Oはどうなるんでしょう?
琢磨は「スポンサーは継続してサポートしてくれる」と言っていたし、被っちゃうとまずいはずですけどね。
また別記事では。
まぁ、もうホンダには期待していないのでそれは無視するとして、フォース・インディアの可能性もまだあるとか。
ホンダは、これまで佐藤琢磨の過去のホンダ時代およびスーパーアグリ時代のデータの評価作業を実施。その結果、現時点で来年の佐藤琢磨の起用という結論には達しなかったという。
(中略)
現在、佐藤琢磨にはフォース・インディアが興味を示しているといわれる。ジョーダン時代の琢磨を知るコマーシャルディレクターのイアン・フィリップスが琢磨を高く評価し、中盤以降パフォーマンスのあがらないジャンカルロ・フィジケラの後任として推しているようだ。
(F1-Gate.com)
しかし、フォース・インディアは「ホンダエンジン付きで」といわれていましたが、フェラーリエンジン継続の可能性が高まってきたという報道もされているようなので、こちらは厳しいかもしれません。
一方のトロ・ロッソは来期のエンジンもまだ未定なはず(未確認)。
ベッテルはレッドブルに昇格されてしまうし、ボーデも思ったほど実力が上がってこない。
そこで琢磨ってことでしょうか。
しかし、ベルガーは「アロンソ次第」なんて言っていたそうで。
最初はこの発言の意味が良くわからなかったのだけど、アロンソがホンダに移籍となればホンダの経験豊富などちらかのドライバー(バリチェロ?)を獲得しようということなんでしょう。
そうなってくると、琢磨は難しいってことですか。
しかし、両記事の中にジョーダンのスタッフが出てくるところが、面白いですね。
イアン・フィリップスの方は何度も名前が出ていますが。
ジョーダンのときの琢磨まだF1初年度で、さほどいいパフォーマンスではなかったようにも思うのだけど…。
特にフィジケラと交代って、そのジョーダンで直接対決してやられてしまったわけですが(笑)
でも開発能力だとか、真面目な姿勢は高く評価されているのかな。
確かイアン・フィリップスは、「本来は嫌われるスポンサーまわりなんかもしっかりとやってくれる」なんて言ってたんでしたっけ。
さすがコマーシャルディレクター(笑)
まぁ、ホンダスタッフは高評価していたとしても、口になんてできないでしょうしねぇ。
もう使いたくないだろうから。
ホンダチームとしては。