ナビスコ杯名古屋戦をどう戦うべきなのか

 さて、そろそろ五輪も始まるわけですが、本日はナビスコ杯一回戦の2戦目も行われます。



 けれどこの試合、個人的には捨ててもいいんじゃないかと思うんですよね。
 あまり言っていいことではないとは思うのですが…しかし。


 7月のリーグ戦の結果がよければ、ナビスコもリーグ戦も両立できる可能性もなくはないかなぁ…と思っていました。
 リーグ戦とは別物とはいえ、下手をすれば大敗して勢いを落とすという怖さもありますしね。



 しかし、ご存知の通り7月は思った以上に結果が出ず、はっきりいってこのままだと残留はかなり苦しい状況だと思っています。
 『黄色信号が灯っている』といっても過言ではないでしょう。
 なんだか意外に楽観視している人も多いような感じがするのは、気のせいでしょうか(笑)


 しかも、ナビスコ杯1回戦1戦目の直後の選手たちのコンディションはボロボロでした。
 それを考えるとここで本気で戦って消耗して、しかも万が一に勝ち抜いてしまってこれ以上試合数を増やすのは、得策ではないように思います。
 そんな余裕、今のジェフにはまったくないわけですから。




 …となると今日の試合をどう戦いましょう?
 週末の鹿島戦に備えるために、レギュラーを温存するのも私は悪くないと思います。
 名古屋はかなり暑いらしいですし、移動距離もあります。
 五輪代表が名古屋で直前合宿を組んだのも、中国の暑さをシミュレートするために名古屋を選んだんじゃないでしょうか。


 特にDFラインなんて4人とも代えが効かない選手ですし、ここで一度休ませるのも今後を考えると悪くはないのではないかと。
 また、累積警告も気になるところです。
(訂正:コメント欄でご指摘いただいたとおり、ナビスコの累積はリーグ戦に反映されないようです。大変失礼いたしました。)
 変わりに若い選手を試してみるというのも、面白いかもしれません。


 戦術をテストというのもありでしょう。
 4-4-2なのか4-5-1なのか。
 谷澤と工藤は、どちらをどちらのサイドで使うべきなのか。
 あるいはミシェルをレギュラーとして考えるのであれば、そこに代役の選手(それこそ米倉とか)を置いてその周りをどのように構築するのかを模索するのも手ではないでしょうか。



 そんなこんなで、もし捨て試合にするにしても相手は本気の公式戦には変わりないわけですし、いろいろと利用することは出来ると思います。
 どのように戦うのか、注目したいですね。