非公開で玉田の1トップをテスト

 えー?玉田の1トップですか。
 相手がラインを上げてくると想定できる相手ならばともかく、舞台はアジア3次予選なんですけどね…。
 ある程度相手が退いてくるのは目に見えているわけで、その相手にスピードのある1トップって機能するんでしょうか。




 巻の1トップは失格ってことなんでしょうか。
 確かに巻は得点能力が低いから、中盤に点を取れる選手がいないと1トップは厳しいかもしれませんけどね。
 でも、それを期待されて山瀬を使ったんだろうし、その山瀬が良くなかったのも巻の1トップのせいなんでしょうか?
 決定的なチャンスは幾度かあったはずだけど…。


 こんなことならいっそ遠藤を下げて、そこに飛び出す選手を入れて2トップにすればいいんじゃないかと。
 もちろん私は遠藤が好きなので本来であれば反対ですけど、俊輔と遠藤を並べるなら1トップにしたいってことなんでしょ。
(岡田監督は昨年アジア杯後に「あのメンバーなら中盤から飛び出す選手がいなくなってしまうことはオシム監督もわかっていたはず」と、本来は中盤から飛び出す選手が必要であることを示唆していた。)


 でもその1トップが上手く行かないと岡田監督が判断したのであれば、2トップにして遠藤と俊輔のどちらかを外すしかないんじゃないかと。
 そして、岡田監督がどちらを外すかといったら、たぶん遠藤なんでしょう。





 まぁ、どれにしたって岡田監督からすれば、難しい判断なんでしょうけどね。










 それにしても、相手がラインを下げてボールを触れず、ボールを欲しがってズルズル下がって来てしまう1トップの玉田…というのが目に浮かびます。
 だから…。


そんな状況で打開策を示すのが俊輔だ。「(玉田は)サイドとかに行かない方がいい。ずっと(ゴール前で)待ってて、ここぞで!」。本来はスピードが武器の1トップに“動くな指令”。
サンスポ
 俊輔のこの発言の気持ちはすごくよくわかります(笑)
 なんだかサンスポは勘違いしてるんじゃないかと思うんだけど。



 これだって…。


なぜ無得点試合の形にこだわるのか?そこには厳しい事情があった。FW大久保が2日連続で風邪で休み、24日のキリン杯・コートジボワール戦(〇1−0)で成功した玉田&大久保の2トップは不可能な状況。
 形で点が取れるわけないでしょ…。
 逆に言えば、形で点を取れりゃ苦労しないよ。


 それに相手のこともある。
 いかに相手が退いてこようとも、パラグアイのような強固な守備を出来る相手はアジアにはいないでしょうしね。



 さてさて…。