五輪代表、OAはA代表以外から


8月の北京五輪に出場するU-23(23歳以下)日本代表の反町康治監督(44)が、年齢制限のないオーバーエージ枠(OA)を採用することが10日、分かった。既にJクラブ関係者に方針を通達し、候補者の選考に着手。10人前後の中から、今月中にメンバーを絞り込む。
W杯予選を控えるA代表以外の選手が対象となり、6月上旬の強化合宿から招集する予定。若い世代に実績、経験のある助っ人を加え、40年ぶりのメダル獲得を目指す。
ニッカン
 A代表以外から招集するのなら、連携を深めるためにもっと早く呼べなかったんですかね。
 まぁ、2月にに行われたアメリカ遠征にしてもこの前のアンゴラ戦にしても、A代表飛び級組、海外移籍組、怪我人などで1.5軍くらいのメンバーしか集まらなかったので、どちらにしても主力とは連係が深められなかったのかもしれませんが…。


 けれど、それでもチームの約束事や雰囲気を感じ取ることが出来たはずで、本番2ヶ月前の6月上旬から呼ばれるよりはだいぶマシだと思うんですけどね。
 





 A代表の監督が変ってどんな人選をするかわからないから、見送ったんでしょうか。
 それとも、クラブへの配慮なのか…。
 五輪本戦はJリーグと日程がかぶりますから、選手を招集する際には余計に心配事が増えるんでしょうけど。











 このチームにとって、とても大事な大会になるであろうツーロン国際が5月20日に開幕します。
 せめてこの大会にOAを…(大会規定で呼べるかどうかわかんないけど)とも思うけど、その時期にもJリーグが17日まであってナビスコ杯が25日、31日に入っているので、こちらもクラブのことを考えるといろいろと難しいんですよね。


 レベルの高い相手と対戦できるはずなんですけど。


次リーグは8チームがA、B両組に分かれ、各組上位2チームが準決勝に進む。日本はA組となり、20日の開幕戦でオランダと当たり、その後は地元のフランス、チリと対戦する。
B組にはトルコ、米国、コートジボワール、イタリアが入った。
スポナビ
 こんな厳しい状況でも、川淵氏中心に「メダルとってこい」って言われるんだから、大変ですよね。
 A代表ですら「ひとまずのノルマはW杯予選突破」という意見も増えてきているのに…。







 私は本番である程度いい試合をして、選手がこのチームでの経験を受けて成長してくれれば、それでいいと思っているんですけどね。
 オシム監督も「U-23代表は結果より選手を育てることが重要」というようなこと、を言っていたわけだしね。



 まぁ、私がそう思ってしまう背景には4年前のアテネ五輪と、この世代が出場したオランダワールドユースでの酷い内容がどうしても忘れられないってのがあるんですけど…(笑)