運動量豊富な外国人選手獲得を目差すも、獲得ならず


3月8日の開幕・G大阪戦(万博)を前に、千葉は外国人2人体制で臨むことが有力となった。昼田GMが獲得に動いていた選手の視察を終え、ブラジルから帰国。「監督が求めているハードワーク(運動量のある)の選手じゃなかった。新たな選手にあたることになる」と語った。
 昨年も外国人選手2人体制で臨んで苦しんだので、第3の外国人が見付からなかったのは非常に残念ですね。
 ただし、昨年の前半はDF2人のみというアンバランスな状況でしたが、幸いにして今年はDF1人、FWは1人ですからここだけ見れば昨年ほど厳しい状況ではないのかもしれません。


 オシム監督用語で言えば“エキストラキッカー”不在で去年の前半は戦っていたわけですが、今年は少なくとも1人はエキストラキッカー候補レイナウド)がいるわけですから、外国人云々に限らずそれは非常に大きいのではないかと思います。
 まぁレイナウドクゼ監督の下で真のエキストラキッカーになれるかどうかは、もう少し見てみないとなんとも言えないと思いますが。
 でも、戦術的な相性はアマル監督よりいい気がします。なんとなくですが。










 さて、第3の外国人は「ハードワークの選手」を探しているようですね。
 これに関しては、以前にも「攻守に期待できる選手」という言い方をしていたのでニュアンスは若干違いますが、そういった系統の選手を探していたのはほぼ間違いないのでしょう。
 ということは、ボランチの選手なのか、あるいはトップ下でも守備が出来る選手…ようするにプレスに参加できるような選手を、狙っていたのではないかと考えられます。


 しかし、「攻守に期待できる選手」、「ハードワークの選手」と口で言うのは簡単ですが、そういった選手はどこのチームだって欲しいわけで、交渉が難航するのも仕方がないのではないかと思ってしまうのですが。
 だから、オシム監督はクルプニポペスクのような攻撃に特化した選手を獲ってきたんじゃないかなぁ…と。
 それだけが正解ではないとは思いますけどね。









 もちろん理想を言えばそういった選手がいてほしいんでしょうけど、今年のジェフは大量に選手が移籍してしまっているわけで、補強選手を厳選できるような余裕はないんじゃないかと思うのですが…。
 まぁ、去年だってそうだったはずなんですけど。



(別に手っ取り早くストライカーを獲れ!とかじゃなくてね。中盤は中盤でいいと思いますけど…。)