U-22代表候補メンバー発表 青木は招集されず
青木は招集されず。
GK:
山本海人(清水)
西川周作(大分)
DF:
伊野波雅彦(FC東京)
河本裕之(神戸)
水本裕貴(千葉)
小林祐三(柏)
青山直晃(清水)
安田理大(G大阪)
内田篤人(鹿島)
MF:
青山敏弘(広島)
上田康太(磐田)
本田圭佑(名古屋)
枝村匠馬(清水)
梅崎司(大分)
柏木陽介(広島)
FW:
平山相太(FC東京)
カレン・ロバート(磐田)
李忠成(柏)
岡崎慎司(清水)
興梠慎三(鹿島)
残念ですけど、仕方ないですね。
実はワールドユース前後から守備を意識しすぎて、なんだかスケールが落ちちゃっていた気がしていたので、今回の合宿参加はいいチャンスかなと思ったんですけどね。
もちろん守備をすることはいいことですし、ワールドユース後に調子は上がっているのでこのまま成長してくれてもいいのですが、青木の良さってのはそのスケールにあると思うんですよね。
でも、そのスケールってなんじゃい?という話になります。
一言で説明するの難しいけど、高さもあるし、スピードもあるし、足元もある。
体格もいいし、ドリブルもあるし、守備も出来る…。
要するに1つのことに納まらず、なんでもハイレベルに出来る可能性のある選手じゃないかと思うのです。
(まぁ、自分の勝手な解釈ですし、他の見方もあると思いますが…。でもこれってオシム監督の言うモダンサッカーにも通ずる所があるんじゃないかと思う。)
ジェフで言えば怪我がちですが市原充喜とか、まだ若いけど米倉とか、戦術理解に苦しんでいるジョーレとか、このあたりの選手達に大きなスケールを感じます。
チームにはフィットしなかったり、細かいことはまだまだだったりするんですけど、大きく化けるんじゃないかという可能性を持っていて、ついつい期待してしまう(あるいは諦められない)人も多いんじゃないかと。
若い頃からスケールが大きかったけど怪我も多かった阿部は、上手く化けた選手です。
でも、可能性が多い分1つのことに専念しちゃったりすると、小さくまとまっちゃう可能性や逆に器用貧乏になる可能性もあるんじゃないかと思います。
…で、青木はワールドユース前後「自分の持ち味は守備!」と言い切っていました。
これがちょっと心配だったわけです。
でも、ようやく本線に戻ってきた気がします。
調子も上がってきたし、結果も出るようになってきた。
もう一歩上に行くために、今回の合宿はいい刺激になるのではないかと思ったのですが…。
(でも、練習も頑張っているようだし、そこまで心配しなくてもいいのかもしれません。)
まぁ、でも五輪代表も厳しい状況ですから、仕方がないでしょう。
「五輪代表のスタッフに見てもらえている」というだけで、モチベーションは上がるかもしれませんし。
このチームに一度も呼ばれたことのない青木を呼ぶより、カレンを呼んだ方が安全ではありますよね。
今更、カレン呼ぶってどうよ…とも思いますけど。
興梠だってマスコミには「このチームの新戦力!」見たいに騒がれていて驚いているのですが、U-20代表の頃から招集された経験はあるからいつ呼ばれてもおかしくない選手だったわけですし、こっそりオランダワールドユースの頃はこのブログでも推していた選手なのですが…(怪我があったか招集されませんでしたけど)。
問題は「誰がいい選手か」よりも、「呼んだ選手をどう使うか」だと思うので、メンバーだけではなんとも。
まぁ、今から大幅なチームの変更は出来ないわけで、後は気持ちの問題ですよね。