ベルギーGP決勝リザルト
F1ネタではないのですが、まずWRCの元チャンピオン、コリン・マクレーの死にお悔みを申し上げたいと思います。
ヘリコプター事故で亡くなったとのことです。
さて、スパ。
改装されてオー・ルージュはだいぶ変わってしまった印象を受けるけど、それでも非常に楽しかったです。
同じく改修された鈴鹿の130Rなんかは面白みがなくなってしまったけれど、オー・ルージュの方はそこ自体は大して面白くなくても(迫力はすごいけどね)、オー・ルージュへの入り方次第で大きく差が出る区間になっていました。
加えて、最後のシケインもマウンテン区間もテクニカルで面白いし、久々に「難しいサーキットを各チームがどのように料理するのか」という点での面白さというのを感じました。
鈴鹿のS字コーナーからの複合区間でも、そんな感じですけどね。
最新のサーキットは道幅広くて、素直な直線やコーナーが多くて、安全性はあるだけど、難しさは失われてしまったような気がします。
あるいは、トルコのように1つのコーナーは難しくて面白いんだけど、なんとなく連続性に欠けるような感じですね。
でも、それだとそこだけを気にすればいいから結局簡単に見えてしまうし、セッティングなどの攻略方法も似通ってきてしまうんですよね。
ただでさえ、同じようなマシンがたくさん走る今のF1ですし(笑)
でも、スパのような難コースが増えれば絶対に面白くなると思うし、FIAが政治的な調整をしなくたって、白熱したレースが見れると思うのですが。
それにしても、昨日スーパーアグリのネタを取り上げて置いてよかった(笑)
やってくれましたね、佐藤琢磨。
特にバトンを抜いたシーンは、例の噂を聞いていたからつい感動してしまいました。
その後そのバトンがリタイアしてしまうから最終リザルトだけを見るとあまり目立ちませんけど、内容は素晴らしいものでした。
予選でもデビットソンに先を行かれることが多かったのですが、久々にライバルを上回りましたしね。
やはり、抜けるサーキットでは強いのかもしれません。
マイク・コフラン作成のBスペックで好調なスパイカーの躍進やスーパーアグリの資金難など、厳しい状態起用は続きますけどこれで高いモチベーションでもって日本GPに臨めるのではないでしょうか。
日本人実業家がスーパアグリの株の一部を購入した、なんて前向きな話しもありますしね。
(けど、何でまたザルツブルグの新聞社がすっぱ抜いたんでしょ。日本の新聞社なんかには期待してないけど、意外なところですよね…。)
上位争いでは、なんとフェラーリが復活。
イタリアでの不調はなんだったんでしょうか。
ローダウンフォースの2レースとはいえ、モンツァとスパでは性格が大きく違うってことなんでしょうけど、それにしたって…。
しかし、アロンソは復活してしまいました。
逆にハミルトンの方は元気がなくなってしまい、このまま行くとすんなりアロンソが逆転してしまうのではないかと思います。
それはちょっとつまらない(笑)
ここはライコネンに期待したいところですけど、今のポイント制では大逆転ってのはなかなか難しいですからね…。
普通に考えればアロンソがドライバーズチャンピオンで、何かアクシデントがあればハミルトンって感じでしょうか。
うーん、盛り上がりに欠けますね。