キリンチャレンジ 日本代表 - ペルー代表
前半はオシムサッカーの悪い時が出てしまいましたね。
昨日の戸田の話しにも通ずるところがありますが、ポゼッションまでは出来るけどそこからが上手く行かない…。上手く行かずにボールだけを回すから、結局パスミスで相手にボールを与えてしまう…。その連続でした。
ただ、ジェフなどの場合は「ボールをポゼッションしていても変化をつけられる選手がいないから上手く行かない」のですが、日本代表の場合そういった選手はいるはずなのに「ゴール前に突っ込んでいく選手がいないためにチャンスにならない」といった感じでした。
なかなか難しい問題ですけど、結局はバランスでしょうね。
両方が上手くかみ合わないと、いいサッカーにはならないということでしょう。まぁ、それが難しいところなんですけど。
後半、多分ハーフタイムの指示でゴール前に突っ込めと言われたであろう俊輔がより積極的に飛び込んでいったり、憲剛や羽生など“前に”走れる選手達が入ってきたことでやっと人もボールも動けるようになれました。
しかし、後半に関しては相手の疲れも考慮しなければいけないです。
全体的に見て、連動性も少なく(ある程度はは仕方ないことだけど)運動量も不足がちで、どちらかと言うとジーコ時代のサッカーを見ているようでした。
そういう意味で、チーム作りはまた一歩後退してしまったのかなと思います。
ただ、その中でも勝って終れたこと、新しい選手を大勢試せたことは良かったんじゃないでしょうか。