クラブワールドカップ バルセロナ 4-0 クラブアメリカ

 興味深かったのは、バルサが中盤でボールを保持した時の、ボールを動かすスピードです。
 ワンタッチでパスするためのテクニックと判断力、それをフォローする周りの選手の動き(ボールを貰う動きだけでなく、その他の選手も動きまわる)、そしてパススピードの速さ。
 CLやリーガでも、バルサの中盤でのワンタッチパスは目立っていますが、トヨタカップという(残念ながら)相手がワンランク下の相手だと、余計に目立って見えます。


 当たり前だけど、ボールを持った後のテクニックはやっぱり1人1人凄い。
 マスコミは「ロナウジーニョ、ロナウジーニョ」と叫ぶけど、デコもイニエスタもジュリも素晴らしい技術を持っているわけで、あのレベルの選手達を集めるのは世界的なクラブであっても難しいことだと思います。
 ならば、まずは真似できるところから真似するべきではないかと思います。


 中盤でのスピードアップは、テクニックも重要ですが、判断力と周りのフォローで、ある程度向上する部分だと考えます。
 特にバルサのように、ポゼッションをして攻撃的なサッカーを目差そうとしているチームには、素晴らしいお手本になるんじゃないでしょうか。
 もちろん、バルサ程になるまでにはそう簡単ではないでしょうけども。