J1第32節 千葉 0-1 広島

 本日は、青木孝太お披露目パーティーにようこそ(笑)
 

 実際、青木のプレーはまずまず良かったと思います。
 運動量もありましたし、ボールを貰う面白いプレーも何度か見せてくれました(DFラインからパスが出てこなかったりもしましたが)。
 まずは、可能性を示してくれたと思います。




 広島は、5バックと3ボランチのような守備システムで、とても守備が堅く、攻撃はほぼカウンターのみを狙うサッカーを展開していました。
 もちろん、その狙いが悪いとは言えません。なんといっても、昨日終った時点で、広島は10位、ジェフは12位なんですからね…。


 ジェフは、予想通りそのカウンター一発にやられてしまいました。
 特にジェフから見て脅威になったのはセットプレーからのカウンターで、セットプレーをこちらが貰う度に、逆にひやひやして見ていました。



 どんな相手だって言ったって、負けは負けです。
 1点取られたとはいえ、これだけボールを持てていたのだから(ボール支配率は63%)、無得点だった事の方が問題だと思います。
 特に攻撃面でのアイディアが少なく、決定的なチャンスは2、3回しかなかったんじゃないでしょうか。これでは、なかなか…。 




 あと、水野は後ろの方でボールを持っても怖くはないと思うんですけどね…。
 もう少し前で貰うか、スペースにボールを呼び込まないと。アーリークロスでは背の高い巻もいなかったから、厳しいし。


 けど、疲れもあったんでしょうか。代表とは違って、4バックの前ではなかったのもあるのかもしれません。
 それに水野を前に上げるにしたって、そのためには周りのフォローも必要。チーム全体の問題でもあると思います。
 そして何よりも、過密日程をこなしている水野にあれ以上を求めるのは、ちょっと酷な気もします。ここ2週間で水野が出場した試合数を考えれば、よく頑張ってくれた方だと思います。
 





 それにしても、試合後にサポーターが「選手にやる気がない」と選手に向かって言うのは、どうなんでしょうね。「これから頑張ろうぜ」っていうのなら、まだしも。
 やる気がないなら、自分達で奮い立たせばいい…。それが本来のサポーターのあるべき姿なんじゃないんでしょうか。
 いや、昨日の応援は凄く良かったと思うので、十分選手達は奮い立ったと思うし、実際に選手達も頑張っていたと思うのですけど。


 特に、選手の個人名を出して本人の聞こえる位置で批判するのは、あまり良い事だとは思えません。特別にその選手が悪かったとは思えなかったし、どうも一定の選手に対して変な固定概念があるようです。
 こんなことなら、声の届かない臨海の方がいいんじゃないかと、昨日はそこまで思ってしまいました(笑)


 まぁ、これは一部の方の話し。選手がゴール裏に行ったら、ちゃんとコールが始まったし、全体的にとても良い雰囲気だったと思います。