<a href=http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/comment/j-league/2006/j_06_24.html target=new>J1第24節 千葉 2-0 京都</a>

 ジェフは、エキストラキッカーであるハースとクルプニを欠いた試合となりました。
 ハースは怪我、クルプニはベンチには入っていたので、休ませたのかもしれません。
 そのため、右サイドには水野と坂本、左サイドには羽生と山岸がつく形となり、ハースとクルプニがいない分、綺麗に相手の4-4-2につく事になりました。
 これが上手く機能して守備はもちろん、攻撃面でも積極的にサイドを突くサッカーが出来るようになりました。やっぱりジェフがいい時は、サイドからの攻撃が上手くいっていますね。


 試合の方は、怖いシーンもほとんどなく、快勝といっていいでしょう。
 後半10分〜20分あたりに、もはや恒例となった足が止まる時間帯があったけれど、その時間も何とか防ぎきりました。
 ただ、ジェフが耐えたと言うべきか、京都の攻撃に問題があったと言うべきか…といった感じでしたけどね。


 結城と林の対決は、いろんな意味で面白かったですね。
 去年までのジェフの練習で、いつもいじられていた結城と、いつもキレていた林の対決…まぁ、林本人は「キレてないですよ」というでしょうけど(笑)
 しかし、この試合では結城の勝利でした。前半に一度だけ見ることができた、突破後のスピードはさすが林、といった感じでしたけど。








 初めにも言ったように、この試合ではエキストラキッカーがジェフ側にはいませんでした。
 そのため、ボールは保持できても攻撃面でアイディアが足らず、チャンスを作りきれない歯がゆい場面が、何度かありました。
 しかし、その分11人全員が献身的に走り、守備もザボらず、気持ちの入った試合が見ることができました。
 (もちろんハースやクルプニだって、気持ちが入っていないわけではないのですが。特にクルプニは結構走っているし、下手ながらもサボらずに守備をしてるんだけど、あまり評価されませんね。)


 よく「パスを繋ぐサッカーは美しい」と言われますが、パスを繋ぐサッカーだけが美しいサッカーだとは思いません。
 選手達がフィールド上を懸命に走り回り、90分間最後まで気持ちのこもったプレーをするサッカーだって、面白く、美しいサッカーだと私は思うんですよね。





 …そんなことを思いながら、ユニフォームと薄手の半袖一枚だけを着て帰路に着くと、見事に体調を崩してしまいました(笑)
 この時期のサッカー観戦は、服装に要注意。そろそろ長袖の上着も必要ですね。



 最後に巻のコメントを。


「なかなか、結果が出ないときにも、多くのサポーターがスタジアムに来てくれた。あらためてここでお礼をいいます。内容としてはまだまだだが、勝ち点3を取れてよかったと思う。ゴールの場面はボールがよかったので、難しいシュートではなかった。もっと走って、ジェフらしいサッカーで大勢の人に感動を与えられるように頑張りますので、また、スタジアムまで足を運んでください」

 先日の川崎戦以来、失いかけていた気持ちの部分がジェフに戻ってきました。
 そういう意味で、京都戦を含むこの二試合は、気持ちで勝ち取った勝利だと思います。
 そういった部分は、テレビやパソコンを通してでは絶対に伝わらないところ。ぜひとも一度、スタジアムに来てみてください。