<a href=http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/comment/j-league/2006/j_06_18.html target=new>J1第18節 千葉 3-4 FC東京</a>

 3-4という、スコア以上に厳しい試合でした。
 A3もあり連戦だったとか、湿度が高く蒸し暑い状況だったとか、勇人が怪我で途中交代してしまったとか、FC東京は監督が変わってモチベーションが高かったとか、いくらでも言い訳はあるんでしょうけど…。


 何が悲しいって、走れていなかったこと。
 相手に得点を許した直後や、同点に追いつかれた状況にならないと選手達が走らないのであれば、負けて当然です。
 

 ラストパスやシュートの問題なら、(あまり言いたくはないけど)「仕方ない」ということにもなります。
 しかし、走り勝てない、気持ちで勝てないのなら、それは「仕方ない」ではすまないでしょう。


 代表に4人も選ばれたことで、改めてジェフの「考えて走るサッカー」が注目を浴びています。
 オシム監督も良く「賢くサッカーをしろ」と言っていました。
 しかし、それは決して「サボっていい」という意味ではありません。いつ「走る」のか、どこへ「走る」のか、誰が飛び出して「走りきる」のか。
 結局は走らなければいけないし、走ることがジェフサッカーのベースなはずです。


 アマル監督になってよりテクニカルな選手を起用するようになっているけど、だからといって「相手より走るんだ」という基本的な部分は変えていいわけではありません。
 それは監督の問題じゃなく、選手達が判断しなければいけません。



 ここまでのジェフは、運動量で相手に勝って、結果を残してきたんですから。




 さて、これでW杯中断明け以降(敢えてアマル監督就任以降とは言わない)、フクアリでは勝ちなし。


7.19 G大阪戦  1-2 ●
7.30 名古屋戦 2-3 ●
8.20 FC東京戦 3-4 ●

 せっかく、観客動員数が増えているというのにこの成績。
 しかも、今回は結果だけでなく内容も良くなかったですからね。ため息しか出ません。



 唯一の収穫は、ハーフタイムに打ち上げられた花火が綺麗だったことくらいでしょうか。
 あとはもう、この敗戦から選手達が何かを感じ取ってくれればいいなと、思うばかりです。


 でも、夏場にジェフの「走るサッカー」はやっぱり難しいのかなぁ…。



 最後に、一言だけ。
 試合にも負けたけど、(自分も含めた)サポーターだって、FC東京サポに声量で負けてましたよ。
 ゴール裏からではわからないのかもしれないけど、自分はバックのちょうど真ん中あたりにいたから、よくわかるんですよ。
 しかも真ん中といっても若干ジェフよりの席なのに、FC東京の方が声が出ているっていうんだから、ちょっとね。
 アウェイならともかく、ホームですよ。


 それで選手を批判するようじゃ、選手だって「やってらんない」って気持ちになっても、仕方ないでしょうね。 


 いや、自分だって声が出てなかったんだから反省していますし、ゴール裏の住民を尊敬しているからこそ、残念に思うわけです。
 でも、選手達に勝利という結果を望むのなら、自分達だって結果を問われるべきなんじゃないんですかね。



 ペットボトル投げ込んだヤツとかは、論外でしょ。