川淵三郎会長「責任逃れはしない」


「ワールドカップ(W杯)に関する責任は重く受け止めており、またオシム監督に関する失言は言い訳できない。ただ、意図的にリークしたということではないし、そんなことで責任は回避できない。自分の良心に誓って、責任を棚上げする意図はなかった。」

 「悪いことをした」という認識がないのも怖いけれど、認識があるのに謝らないというのはもっと怖いこと。
 「人を殺し、それがいけないことだとわかっているのに、遺族に謝らず、開き直る異常者」と、レベルは違えど、理論は同じだと思います。


 もうジャイアニズムレベルの問題ではない。ジャイアンだって母親に怒られれば、反省するけれど、この人はそれすらも無視しています。


 「ある先輩からは、『晩節を汚すな』ということを申し上げられた。しかし、私は自分の責務を果たすことなく職を離れることこそ無責任と考える」


 そして、ファンの声も。


「多くのファンの批判があることは承知しているが、サッカー界への貢献を考え、自信と確信を持って臨んでいきたい」

 一度、逆説的に考えてみましょう。今、いったい誰が川淵三郎の続投を望んでいるのか。スポンサーと、JFA内部のイエスマンだけではないでしょうか。
 そして、その人達は、本当に日本のサッカーを愛しているのか。
 考えるまでもないことです。


 川淵は辞めるべきである。