大阪市が長居競技場に命名権導入


マスコミで取り上げられる回数が長居競技場と近い味の素スタジアム(東京都調布市)のネーミングライツ年間約2億4000万円を参考に、販売価格を決めるという。

 「マスコミで取り上げられる回数」が判断基準ですか…(笑)この値段ではどこもつかないと思いますよ。ヤンマーとかが買ってくれるなら別でしょうが。

フクダ電子アリーナ 4億5000万円〜5億3000万円(総額) 5年半契約
ユアテックスタジアム  7000万円 3年契約 
九州石油ドーム  7000万円 3年契約
味の素スタジアム 2億4000万円 5年契約



日産スタジアム  4億7000万円 5年契約


 サッカースタジアム限定のまとめ。日産スタジアムは統計学でいうところの離れ値です(笑)命名権でいうと、野球場も増えています。軽く調べたところヤフードームは5年契約で総額25億円、カイマークスタジアムは3年間で2億円、フルキャストスタジアムは年間2億円だそうです。契約の内容は野球場の場合、広告看板が高値で売れるため、だいぶ違ってくるようですが…。
 ユアテックスタジアムは仙台がJ2にいるということで値段が下がったり、フクアリも高値で売ろうとしたらどこも買ってもらえず電通に泣きついて頼んだりと、交渉がどんどんまとまっているので好調のようにも見えますが、どこも内情は色々大変のようです。


 ちなみにフクアリはシーズン途中にスタジアムが完成したため、料金も複雑です。


平成17年度 3000万円
平成18年度 7000万円
平成19年度 7000万円〜9000万円
平成20年度 8000千円〜1億円
平成21年22年度 1億円〜1億2000千円

 経済誌のインタビューにフクダ電子の社長さんかどなたかが「命名権獲得によりかなりの問い合わせをうけ、5年間の命名権料分を1年間で取り返せそう」と答えていたので、(本当かどうかはわかりませんが)全額払ってくれるのではないかと期待しています。
 ただ1年目は命名権を買ったということで注目を浴びたし、これからが本当の勝負です。サッカースタジアムの命名権は味スタ以来、あまり例がなかったのもフクアリにとってはよかったのかもしれません。どんな世界でも二番煎じというのは難しいもので…。