ジャン・トッド、スーパーアグリ・F1の来季参戦を示唆


一方、スーパー・アグリのセカンドシート争いにおいて、フォーミュラニッポンドライバーである30歳の井出有治が候補に浮上してきている

 セカンドドライバーに関して井出有治が有力ではないかという噂が、海外でも出てきているようです。
 2001年、佐藤琢磨福田良金石年弘は同じ年にそれそれイギリスF3、フランスF3、ドイツF3のシリーズチャンピオンとなったのですが、その次の年2002年は日本人の海外F3組が少なくフランスF3初参戦の井出に3人の分の期待が集まりました。
 しかし結果はランキング7位といまいちの結果。チーム環境もまずまずと聞いていたし、年齢もそのとき既に27歳。翌年頑張ればいいや、という年ではなかったですからなおさら残念な思いが強かったんですよね。もちろんそれでも海外1年目だったし翌年に期待していたのですが、2003年にはフォーミュラ・ニッポンに参戦することになってしまい、その時の欧州挑戦は不完全燃焼なイメージがありました。
 去年はフォーミュラ・ニッポン参戦3年目でシリーズ2位。初優勝も果たしました。しかしこれにはIMPULのチーム力も大きな手助けとなったことも、忘れてはいけないでしょう。
 まぁしかし、スーパーアグリF1のセカンドドライバーは実力云々より、どのドライバーが金銭的にチームに潤いをもたらしてくれるかが重要となるでしょう。ですから実力は二の次かと思われます。
 個人的にはアンソニー・デビットソンか、松浦孝亮がいいんですけどね。