アロンソ、2007年のマクラーレン移籍を発表

 いやー久々に来ましたね。F1ならではの超大型移籍。
 アロンソは以前からフェラーリへの移籍が噂されていましたが、この移籍劇を見ると一部で噂されていたようにフェラーリの照準は、キミ・ライコネンだったということなのかもしれません。
 アロンソの今回の移籍もフェラーリが協力していると考えるほうが自然でしょう。その協力の変わりにフェラーリはキミの獲得が内定している可能性が高いですね。
 ルノー側もこの移籍に関しては仕方ないと考えているのではないでしょうか。元々ルノーの目標はローコストで優勝することであり、ワールドチャンピオンとなったアロンソにはその分の年俸を払わなければいけないわけですから。
 カルロス・ゴーンのコストカットは有名ですが、フラビオ・ブリアトーレもまた今までに強いチームをライバルチームに売って財を成してきた人物。遠いようで似通っているわけです。


 今回の発表でなにより一番の驚きはフェラーリアロンソではなく、キミを選んだことですね。しかし確かに安定した走りではアロンソの方が分がありますが、一発の速さではキミの方が上だと私は思っています。
 ただ今のF1では一発の速さより安定感やリーダーシップが求められている部分があり、この選択のどちらが正しいかは今のところ判断が難しいですね。キミの移籍はほぼ決まっているでしょうが、どちらが良かったかは結果を見るまでわからないでしょう。