千葉オシム監督が日本サッカー界に苦言

 以前からオシム監督はJリーグは世界への挑戦権がなく、勝っても先が見えないと常々言っています。この意見は貴重だと思うし、もっと色んなメディアが取り上げてくれないでしょうかね。エルゴラとかどうでしょ(期待をこめて)。
 ナビスコ優勝時にも同じようなことを言っていましたね。今Jリーグのクラブが世界と本気で戦えるのは世界クラブ選手権ただ一つ。しかし出場するためには厳しいACLを勝ち抜かなければいけないし、ということは当然出場できない年もあるわけで直結していないんですよね。
 例えばマリノスなんかは今年はACL優勝を目指していたわけだけど、傍から見るとJリーグも優勝しちゃったし次の目標が見えないように感じたんですよね。確かにACL優勝は厳しい目標だしその先には一応世界クラブ選手権があるんだけど、じゃあACLJリーグよりレベルが高いかって言うとそうとは思えないし、ACLでJのクラブが戦っていくにはは日程とか移動とかの問題が大き過ぎるんですよね。
 UEFAカップにいきなり参加するというのは難しいけど、新しい大会なんかも含めてこの問題はもっと取り上げて欲しいし、それがJリーグの盛り上がりにも繋がるんじゃないでしょうか。