<a href=http://sports.yahoo.co.jp/f1/2005/brazil/0925/result07.html target=new>ブラジルGPでアロンソのチャンピオン決定</a>

 まずアロンソ、優勝おめでとうございます。やはり今のF1では速いドライバーよりも、安定した強いドライバーこそがトップに立てるんだなとアロンソを見ていると思いますね。ブラジルGPの結果もそれを象徴しているような。若いドライバーの中では、安定感や強さという意味ではアロンソは群を抜いています。その点ではミハエルにも似通っている部分があると思いますけどね。
 しかしそれにしてもその2人を発掘し、育て上げたフラビオの手腕には驚かされます。ガスコインを引き抜かれ、一時は停滞するかと思われたルノーですが、それでもきちんと立て直してきましたからね(まあガスコインの実力自体に一部では疑問符が付けられるわけですが)。
 ただし、今年のコンストラクターズタイトルはわかりません。現在マクラーレンが1位で164pt、ルノーが162ptですから、日本GPでマクラーレンがチャンピオンになる可能性もあるわけです。ルノーとしては、カルロス・ゴーンCEOをより納得させるためにもコンストラクターズは欲しいはずですが、果たして結末は。


 佐藤琢磨は1ストップという厳しい選択の中、よく頑張ったと思います。タイムが伸びない状況で燃料の軽いヤーノなど後続を押さえ込んだドライビングは、決して悪くなかったでしょう。出来ればポイントが欲しかったところだけれど、フュエル・エフェクトの大きいサーキットだし、レース後半はサスペンションにトラブルがでてしまったそうで…。まあ次の鈴鹿に期待するしかないですね。