福田良、開幕ラウンドを9位、8位

 ワールドシリーズbyルノーにフルタイムで参戦中。福田良は優勝候補にも挙げられているそうだけど、とりあえず戦えるマシンであることがわかったことだけでもうれしい。普通にフルタイムで参戦できるだけでも、ファンとしてはほっとしています。
 ちなみにワールドシリーズbyルノーは、フォーミュラ・ルノーV6とワールドシリーズbyニッサンが統合して出来たもの。ヨーロッパでのF1離れはよくいわれていますが、下位カテゴリーも厳しい。もっとも下位カテゴリーの運営が厳しいという話しは2年ほど前、ドイツF3とイタリアF3が統合してユーロF3になったころから言われていました。これもF1にメーカーが積極的に参戦して、ジュニアカテゴリーなどでの青田買いが目立ってきたからです。その一方で自動車会社は福田良みたいな選手は、なかなかフォローしてくれないんですよね。
 現在、Racing onにて、元レイトンハウスオーナーの赤城氏がインタビューに答えています。当時の破天荒なF1が若干でも、感じ取れると思います。当時はプライベターでも十分、戦えましたからね(当然お金があることが前提だけど)。ワークスチームだと会社側からの規制が多く、破天荒とはいきませんからいまいちインパクトにかけちゃう。その当時の感じが若干残っているのが、ホンダで今も戦っている古参エンジニアたちなんですよね。
 話がそれてしまいましたが、福田良にはWSRで結果を出してそんなF1のワークスチーム達に一泡吹かせて欲しいな。