J1第6節千葉 2-4 鹿島

 前半までは1-1で非常にいい試合だったんですが、後半に入って例の一発レッドがありつまらない試合になってしまいました。ちなみに今回の審判団がおかしかったのは、前半からですけどね。ただそのことを差し引いても守備陣はやはり心配。右サイドの裏、下がりながらの守備、DFとGKの連携などには不安が残ります。
 まあしかし、この試合で一番気になったのは審判でしょう。オシム監督もずいぶん怒っていて、「レッドがでたところは相手選手とストヤノフ、両方にイエローがでるべきだった」といっていたそうです。この試合は荒れた試合になったのですが、「サッカー批評」で某審判は「カードなどを出してゲームコントロールをすることはない」と堂々と話しています。確かに、そちらのほうがルールブックからすれば正しいのでしょう。しかし、荒れた試合を誰が望むのか?選手やチーム関係者は後味が悪くなってしまいますし、試合がつまらなくなるからファンも喜ばない。ひいては集客率も下がり、Jリーグからしてもおいしくないはずなんですが、どうも気づいていないようでポンポンと何も考えずカードを出してしまう…。選手からすれば大怪我の心配もあります。審判もしは荒れた試合で選手が怪我をして、選手生命を絶たれても「ルールブック通りだから」とか「厚くなった選手たちが悪い」といって自分は無関係だと貫くんでしょうか。ゲームというのは流れが重要です。やはり僕は試合開始直前のプレーと、後半のプレーでは同じプレーでも意味合いや内容が違うと思います。それに同じように主審が笛を吹くのは、違和感を感じます。JFAアカデミー福島にデュソー氏を招聘するという記事がでていますが、それよりもまずは優秀な審判を招集し、Jリーグをよりレベルの高く面白いものにすることが先じゃないでしょうか。その次にユース全体などサッカーの底辺の総括、JFAアカデミーの強化などは最後の最後にもってくるべきでしょう。サッカー人口を増やしたくても、日本サッカーに魅力がなければ増加は不可能ですよ。そのためにもまずはJリーグってことで、審判の質をどうにかしてください。