バーレーンGPでベッテルが今期初優勝!
先週末バーレーンGPが行われ、昨年のチャンピオンであるベッテルが今期優勝を達成しました。
ベッテルの優勝は今期初。
まさかベッテルの初勝利が4戦目になるとは、開幕前には予想できなかったですね。
2位にはF1復帰後初表彰台となったロータスのライコネン、3位にはF1初表彰台となった同じくロータスのグロージャンと、新鮮な顔ぶれとなりました。
4位にもウェバーが入り、ルノーエンジンの1-2-3-4フィニッシュということに。
どうも気温の問題もあって、バーレーンではルノーエンジンがあっていたようですね。
ライコネンはベッテルを追い回し、首位をうかがうチャンスもあったのですが、ピットストップをベッテルと同時にしてしまったり、ペースの劣っていたグロージャンに引っかかってしまったりといったシーンもあって、残念ながらベッテルに仕掛けてかかるまでにはいたらなかったかなと。
一度接近したシーンもあったので、あそこで行ければ…というところだったのですけど、ちょっとじっくりいこうとしすぎたのでしょうか。
可夢偉は残念ながら12番手スタートからピット回数を減らす作戦を試みるも、タイヤが持たず12位で終了ということになってしまいました。
第2戦マレーシアGPではペレスが2位表彰台、第3戦中国GPではロズベルグが初優勝、そしてバーレーンではライコネンとグロージャンが表彰台と日替わりでヒーローが誕生している今年のF1。
これは決して偶然ではなく予選のタイムなどを見ても僅差となっており、各チームの戦力差が縮まったことも背景としてあるのでしょう。
その中で可夢偉も中国では予選で4位に入るなど、可能性も見せてはくれたのですが、残念ながら結果には結びつかず…。
次のスペインまでには合同テストもありますし、上位チームのの開発能力などを考えると、ここまでの4戦のうちどこかで結果を出したかったかなんて思うのですが。
しかし、今さら言っても仕方はないこと。
まだまだこれでチャンスが潰えたわけではないはずですし、残りシーズンも長いですから、開発も含めて頑張ってほしいところです。
まずは評価を上げてきているペレスを上回ることが感じですね。