4月10日深セン、ホーム開幕戦
巻、楽山が所属する中国スーパーリーグの深セン紅テンは、4月10日に第2節を迎えます。
対戦相手は陝西宝栄で、深センにとってはホーム開幕戦となります。
前節の開幕戦となった天津康師傅戦では、相手が強豪ということもあって、5バック+トリプルボランチ気味に押し込まれる時間帯も目立っていました。
これはトルシエ監督が率いた日本代表時代にも見られた傾向で、サンドニでのフランス代表戦やその後のスペイン代表戦(こちらは1トップにして凌いだ試合でもありましたが)などが有名だと思います。
しかし、陝西宝栄は昨年10位のチーム。
昨年の順位だけで状況を判断できるものではないですけど、深センと同格のチームなのかな?と思いますし、開幕戦とは違った状況になるの可能性もあるのかなと。
…というか、これで少しでも変化が出てくれなければ困るはずで、深センにとっては今季を占う上で大切な試合になるのかもしれません。
もちろん巻と楽山の活躍にも期待したいところですが、開幕戦では2人とも良い状態でボールを持てませんでしたし、まずはチーム全体の改善が求められます。
特に中盤のビルドアップとプレスの向上が目下の課題なのかなと。
2人の活躍を見るためにも、トルシエ監督には頑張ってほしいところです。
ちなみに深センは香港、マカオなどにも近く、ここ1週間の気温も最高25度以上、最低20度弱と高めで、ロシアから移籍した2人には気温差が激しそうですね。
深センのホームスタジアムがある深センスタジアムは1993年に建設され、収容人数は32,500人のトラック付きスタジアムで、今年の夏にはユニバーシアードも開催されるようです。
ここが、2人のホームになるわけですね。
開幕戦で良いプレーをして、少しずつでもサポーターに認められてほしいところですね。
追記。
どうもこちらのニュースによると、そのユニバーシアードの関係で、ホームスタジアムは工事中なのだそうで。
代わりに開幕戦は恵州のオリンピックスタジアムで開催されるようです。
…まさか、今日発表になったわけじゃないですよね?