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ホーム開幕戦となる松本との対戦

 ジェフ対松本戦、松本は第4節にしてホーム開幕戦となります。
 今年は開幕が早まり2月末からJリーグがスタートしたため、積雪地帯にある松本は4節までホーム開幕戦がずれ込んだことになります。


 次期JFA会長となることが内定している田嶋氏は、対抗馬の原氏以上に強くJリーグ秋春制を主張していた印象でした。
 しかも、「秋春制を掲げて選挙に勝った」という後ろ盾を得たことになりますから、今後秋春性への移行は加速する可能性があります。
 ウインターブレイクは予定されているといえ、秋春制になれば積雪地帯にあるクラブのアウェイ連戦は今以上に増えていくのでしょうか。



 さて、一昨年J1に昇格し、1年でJ2降格が決まってしまった松本。
 反町監督はクラブからの続投オファーに迷いを見せていたようですが、最終的に今年も指揮を執ることになりました。
 スタイルが確立しているチームなだけに、監督が継続することによって伸び代の面での疑問があったのかもしれません。
 

 そこで今年は昨年途中に加入した元ジェフの工藤、オフに獲得した宮阪、武井によって、中盤でより積極的にパスをつなぐサッカーを目指している印象です。
 基本的には今まで通りまずは縦に速く仕掛けるという狙いだと思いますが、繋げるところは繋いでいこうというサッカーに変わりつつあるように思います。
 このパスワークがどこまで熟成できるかが、今年のテーマとなるのではないでしょうか。



 今年は武井が1ボランチの位置に入って、工藤と宮阪がトップ下の位置に入る3-5-2になっています。
 2トップが縦に相手守備陣を引っ張って、バイタルエリアが空いたところで工藤と宮阪にボールを入れる。
 そして、そこから前へ崩すといった狙いなのではないかと思います。


 守備時にはFWの一角とトップ下の1人がサイドに開いて、3トップ気味になります。
 ただし、可変システムですので、どうしても守備への移行時にはギャップが生まれやすい。
 また、1ボランチ脇も空きがちな印象を受けます。
 ジェフとしては守備から攻撃に素早く切り替えて、そこを突きたいところではないでしょうか。



 また、松本は今季ここまで1勝1敗1分の成績ですが、2試合は無得点。
 勝利した試合のみ2-0となっていますが、その相手は守備に課題のあった横浜FCとなっています。
 得点力が大きな課題と言えるのではないでしょうか。


 開幕戦でスタメンだったオビナは、怪我により離脱中。
 現在は山本と石原の2トップとなっていますが、どちらもハードワークするタイプ。
 得点能力の高い点取り屋タイプとは、言い難いように思います。



 また、トップ下の工藤と宮阪もボールはさばけますが、直接得点が狙えるタイプではない。
 工藤はジェフ時代にもシュートやラストパスの精度で課題を感じましたし、そこが大きな壁でもあるように思います。
 反町監督としては一昨年まで在籍した船山のような存在が、欲しいところなのかもしれませんね。


 前線の選手たちが得点能力の面で、大きく才能を開花させられるか。
 あるいは、チームとしてパスワークなどで崩せる形を作れるのか。
 今年もセットプレーなどにはこだわりを感じますが、それだけでは再昇格は難しいのではないかと思います。
 今年は一昨年以上に他チームからのマークも厳しくなると思いますし、その中でいかに得点を稼いでいけるかが大きな課題となるのではないでしょうか。
 そこで苦しめば、1年での再昇格も難しくなってくるかもしれません。



 ジェフとしては、今季初めて前からの厳しいプレッシャーが予想される試合となるのではないでしょうか。
 徳島、横浜FCは守備的なサッカーをしてきましたし、岡山も前線のプレスには課題があった。
 プレスをうまく掻い潜ることが出来ればカウンターのチャンスを作れるかもしれませんが、開幕前の熊本戦前半では相手のプレスに苦しみ前にボールを出せなかった場面が目立ちましたから、そこからどれだけ改善ができているのか。


 また、横浜FCはセットプレーで、ジェフのファーサイドを積極的に狙ってきました。
 今年のジェフ守備陣は左右に振られるとポジショニングに課題が出るところがあるので、そこを突こうという狙いだったのではないでしょうか。
 松本はより細かくセットプレー時の守備を研究してくる可能性がありますから、そこも試合のポイントとなるかもしれません。


 加えて横浜FC戦では中盤がポッカリと空いて、ミドルシュートやラストパスを出されたシーンがありました。
 これまでは4-4-2でラインを維持する意識が強く、ボランチなどの位置が空くことはあまりなかったですが、徐々にラフになっているのかな?と感じる部分もありました。
 今後守備がどのように変化していくのかも、注目ではないかと思います。



 なお、来週ポルトガル遠征を行うU-23日本代表が発表されましたが、五輪予選でプレーしたオナイウは選出されませんでした。
 この遠征に派遣されれば、群馬戦は欠場となる予定でした。
 手倉森監督は世界では地上戦が増える可能性があり、今後は4-5-1で戦うことも示唆していますので、オナイウとしては厳しい状況になってくるのでしょうか。


 また、来週にはW杯南米予選も行われ、24日にエクアドル戦、29日にはブラジル戦が控えているパラグアイ代表も発表になりましたが、アランダは選出外となっています。
 アランダは10月末の代表にも選ばれていないので、このまま代表から遠ざかるのでしょうか。
 今年はコパ・アメリカ・センテナリオという、コパ・アメリカ開催100周年記念の特別大会も行われます。
 パラグアイ代表も出場予定で6月3日に開幕し6月26日に決勝が行われる日程となっているため、そちらにアランダが選出されれば長期離脱となる可能性もあります。


 今回はジェフからの代表招集はありませんでしたが、まずはジェフで活躍することが第一だと思います。
 その上で代表に選出されれば、快く送り出したいところ。
 代表に選出されてもおかしくない活躍を、まずはクラブで見せてほしいですね。