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川崎MF船山、パラグアイ代表MF獲得に動く?

 先週末、ジェフに補強の報道がなされました。
 スポニチには川崎MF船山獲得の話が。
 報知にはパラグアイ代表MF獲得の話が出ています。
 報知には関係者と高橋GMのコメントも出ていますし同日に監督や選手への取材も行われた模様ですから、タイミングからしてその時にわざとこの2つの情報が流したということではないでしょうか。



 船山は2014年、松本での活躍のイメージが強いですね。
 トップ下の位置で、42試合に出場して19ゴール。
 J2得点ランク3位の成績を上げました。


 しかし、今年加入した川崎では21試合出場でスタメンも12試合にとどまり、無得点に終わっています。
 J2で活躍し川崎に移籍したものの活躍しきれなかった選手を補強するという流れは、パウリーニョにも近いものを感じます。
 レンタルで高木、安も補強していますし、川崎ルートがあるのでしょうか。



 松本では1トップのサビアや山本がターゲットになって、その落としを船山が拾ってゴールを狙うというパターンが出来ていました。
 ジェフもそういったシンプルな、縦ポンに近いサッカーを目指すということになるのでしょうか。
 2014年の松本を真似したいという狙いがある可能性もあるのかもしれません。


 しかし、タイプ的にはキレのあってボールへの反応が良くゴール方向に鋭く仕掛ける選手で、井出と被るところがあるような気がします。
 船山は良い選手ではあるのでしょうが来年で29歳。
 井出もそろそろ軸になってほしい選手というよりは、もう軸にならなくてはいけない立場の選手だとも思いますし、長期的な視野で考えると疑問もなくはない補強ポイントではないかと思います。



 確かに2列目の選手は、田中が契約満了となり、松田も名古屋への復帰報道が出ています。
 人数不足となる可能性も考えられますが、水野、ペチュニク、井出、谷澤、町田と攻撃的な選手を抱えていますし、攻撃よりも守備のできるSHが必要ではないかと思っていたのですが…。
 谷澤や町田あたりは、今後退団となる可能性もあるのでしょうか。


 また昨年は関塚監督の好みに合わせて、フィジカルの強い選手の補強を重点的に行った印象です。
 そして、実際にシーズンが始まってからも、2トップにして大柄な選手を並べてそこに放り込むことが多かった。
 しかし、船山は170cmと小柄でSHなどでもプレーできるもののトップ下の方が適している選手だとも思いますし、強化部と監督がどのようなサッカーを描いているのか非常に気になるところです。



 続いて、パラグアイ代表MFに関して。
 給与未払いの問題で、安く交渉が出来ているということ。
 こちらはペチュニクと同じケースということになりますね。


 選手名も出ていませんしどのような選手かも書かれていませんが、ポジションはMFで「シュートの質、パスの質を高められる選手を補強したい」と高橋GMが話しているそうなので、こちらも2列目の選手ということでしょうか。
 シュートやパスの質を高めたいというのは、どのクラブでも同じことが言えますし、新加入のGMらしいコメントかなとも思いますね。
 確かに間違いはないのでしょうけど、クリティカルな分析とは思いづらい…。


 しかし、シュート、パスの質の高いMFとなると、ペチュニクにも近い部分を感じるような気もします。
 ペチュニクよりももっと走れてゲームも作れるようなタイプなのか、ペチュニクと被らなければいいのですが。
 ペチュニクが移籍という可能性もなくはないでしょうが、3年契約という話があったはずですし2年残しとなれば違約金もそれなりになるわけで、手を出すクラブがあるかどうかは疑問も残ります。


 
 なお、フットボールチャンネルによると、パラグアイだ表のMFで経営問題のあるクラブに所属する選手となると、エドゥアルド・アランダである可能性があるとのことです。
 1985年生まれの30歳で身長は175cm。
 Wikipediaによると代表には2012年デビューで現在4キャップ。
 セントラルミッドフィルダーか右ミッドフィルダーと書かれています。


 Qolyによると、元々はDF登録の右SBで後に右MFでのプレーが増えたとのこと。
 中盤でのプレーもできる選手ではあるようですが、「創造性に欠けた肉体派の労働者」と書かれており「パスやシュートの質を高める選手」という説明とは異なるイメージを受けます。
 同サイトには動画もリンクされていますが、小柄で運動量豊富な中盤の選手といったところでしょうか。



 個人的には今年こそ1人でグイグイとドリブルで仕掛けて、シュートまで持ち込める外国人FWが必要なのではないかと思っていました。
 イメージ的には、ジュニーニョや永井、大津ような選手でしょうか。
 しかし、今年も開幕前には、そういった選手の補強はありませんでした。


 結局昨年末も引いて守ってカウンターという流れで、今年も最終的には同じようなサッカーで終わっている。
 だから、2年連続で補強ポイントとして、ロングカウンターでも自分でドリブルで持ち込んでゴールを狙えるようなFWが、必要ではないかと感じているのだと思います。
 しかし、今年開幕時に関塚監督はハイプレスという違う路線を進もうとした。
 そのため、そういったタイプの補強は狙わなかったのではないかと思います。



 今季も船山とシュート、パスの質の高い外国人MFの獲得を目指すということになると、ハイプレスとも引いて守ってカウンターともまた違った路線を目指そうということでしょうか。
 しかし、今季ハイプレス以降、新たな可能性を導き出せなかったところを見ると、違う路線に期待するのも難しいところがあるように思います。
 監督それぞれに実施できるサッカーや引き出しの多い少ないは決まっているところがあると思いますし、背伸びをせずに引いて守ってカウンターを追及した方が良いのではないかと個人的には思ってしまうのですが…。