ハミルトン、ハンガリーで移籍後初優勝

 古くから抜けないサーキットとして有名なハンガロリンク
 いつも以上に予選が重要と思われる中、やはりレッドブルセバスチャン・ベッテルが1番手か?と思われましたが、ラストアタックでメルセデスルイス・ハミルトンがタイムを上げてポールポジションに。


 決勝でもポールスタートのハミルトンが危なげなくスタートを決めます。
 1回目のピットストップでマクラーレンジェンソン・バトンの後ろについてしまったものの、素早くオーバーテイク
 続いてピットに入ったベッテルはバトン攻略に苦しみ、大きくタイムロス。
 ここが勝負の分かれ道になったように思います。


 結局、ハミルトンが移籍後初勝利。
 2位にはロータスキミ・ライコネンが続き、3位には僅差でベッテルといった順位になりました。
 ロータスのロメイン・グロージャンは予選まで素晴らしく、決勝でもチャンスがあったものの他者と接触が目立っていました。
 大きなクラッシュなどは減ったグロージャンですけど、ここぞという時のミスは相変わらずですね…。



 これでチャンピオンシップでもライコネンが2位まで浮上し、ハンガリーを5位で終えたフェラーリフェルナンド・アロンソは3位に後退。
 チャンピオンシップ4番手にはハミルトンが上がってきました。


 チャンピオンシップリーダーのベッテルから2位のライコネンまでは38ポイントと相変わらず大きな差がついていますけど、2位以下は混戦状況が続いています。
 これでF1は夏休みに入りますが、できることならシーズン後半戦はベッテルも含めた混戦になってくれれば、見ている方としては面白いのですけどね。