五輪代表予備メンバー発表
第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)サッカー競技(男子)U-23日本代表予備登録メンバー(35名)(JFA公式サイト)
明らかに遅くれたタイミングで取り上げることになりましたが(笑)
オーバーエイジ以外の選手に関しては、順当な面々が名を連ねているのではないでしょうか。
今更香川の名前が出てくるとは思っていもいませんでしたので、そこも含めて妥当かなと。
大盛り上がりとなっていましたが、マンチェスター・Uで成功するかどうかはまだわからない状況なわけで、今はそちらに集中すべきでしょう。
一方ですでに各所で言われていることだとは思いますが、オーバーエイジですよね…。
吉田麻也に関しては納得ではないかと思います。
背の高いCBは長らくこのチームのウィークポイントと言われていましたし、闘莉王なども考えられるのかもしれませんが協調性だとか、キャラクターを含めてチームへ素早くなじむのはどちらか?ということを考えれば、吉田のほうがいいのかなと。
変に周りも委縮しなそうですし(笑)
まぁ、確かにその分フル代表のほうへの影響などが気になってはしますが。
意外だったのはやはり徳永と林彰洋ですね。
どちらもいい選手だとは思いますけど、これでオーバーエイジ全員が守備陣の選手ということになります。
そこまで守備に問題があると見たのでしょうか。
確かに課題は多いのでしょうけれども、中盤から前はいいのか…。
GKにいたっては、権田もいることですからね。
他にも遠藤や憲剛、細貝などの名前が事前に報じられていましたし、断られたり考え直したりと、様々な経緯はあったのだろうなぁと予想できますが。
しかし、遠藤、憲剛タイプや細貝タイプが欲しいのなら、他にでもそういったポジションの選手を呼ぶべきではないかなぁと。
中途半端な選手では、だめだということなんでしょうか。
ただ、このチーム…というか、毎回のことですけど、五輪チームはその年代もあってか、ゲームを作れる選手不足に苦しみますからね。
このチームもそこが欠けているように思うのですが。
なんとも意図の見えずらいオーバーエイジで、こうなってくるとチーム内外への悪影響も心配になってきます。
代表選手を送り出す方としても、苦汁の決断だったりするわけですから、そこへわかりにくい選手の選出が出てくると…ということになりかねないのかなぁと。
もちろん基本的には代表監督の意図を尊重すべきだとは思いますが、あまりにも見えてこない状況だと…。
林の選出は後日、権田の怪我の場合のみ選出するという説明がされましたが、それも清水に説明に行ってからの発表ということで、本当にはじめからそう考えていたのかな?とつい疑った見方をしてしまいます。
まぁ、残す方法は結果を出して黙らせることだと思うので、それに向けて頑張ってほしいと思いますが。
ジェフの大岩に関しては、徳永の選出で状況が若干厳しくなってきましたね。
18人という少ない枠ですから、徳永がCBで起用されるとしても、もし酒井宏樹がけがをしたら徳永をSBに出して、鈴木辺りをCBに起用するパターンも考えられます。
そうなってくると酒井のサブとしての価値も薄れてしまうわけで、大岩としてはピンチなのかなと。
最悪バックアップメンバーに…ということもありえるのではないかと思います。
バックアップでチームに帯同もするということにでもなれば、ジェフとしても悔しいところがあります。
まぁ、基本的には代表の舞台に立てるかどうかというのは、アピールの勝負であることは変わりないわけですから、ダメだったら力不足ということには変わりないとは思うのですが。
監督の好みなどもあるでしょうけど、それを大きく超えた活躍をして内外にも認められるような活躍をして、監督の好みなどねじ伏せるような活躍をすればいいわけですからね。
もちろんそれが大変なわけですけど。
7月2日に正式メンバーの発表を予定しているとのことです。