インディ500予選、佐藤琢磨は10位
先週末、インディ500の予選が行われました。
佐藤琢磨は予選初日ポールディで10番手となり、改めてトップから9位までを決める「ファスト9」にはギリギリ届かないタイムでした。
こちらによると琢磨本人は2回目のタイムアタックを希望したそうなのですが、チームの判断で行わなかったそうです。
それでも所属するKVレーシング勢では断トツのトップ。
EJ.ビソが18位、スポット参戦のトーマス・シェクターが22位、ベテランのトニー・カナーンが23位と沈んでいますから、それらと比較すれば素晴らしい順位です。
良い位置からのスタートとなりますから、長い距離を走ることになる決勝での追い上げに期待したいところです。
ポールポジションはアレックス・タグリアーニ。
カナダ人によるインディ500でのポールポジションは初の快挙となるそうです。
ちょっと意外なドライバーが出てきた印象ですが、これによってレース展開がどうなるかも楽しみですね。
予選2日目、バンプデイでは先月第3戦で優勝したマイク・コンウェイやライアン・ハンター=レイが脱落。
意外なところでは、昨年ルノーF1のテストドライバーも務めた中国のホー・ピン・タンやトロ・ロッソからF1に出走したスコット・スピードもエントリーしていましたが、予選通過はならなかったそうで。
今年も厳しい予選となりましたが、2日目の結果を持って佐藤琢磨の10番手グリットは正式に確定。
決勝での上位進出、できれば表彰台、あわよくば優勝…に期待したいところです(笑)