深セン今季初勝利!巻、楽山はスタメンフル出場

 先週末行われた中国スーパーリーグ第8節。
 深センはホームで南昌衡源と対戦し2-1で勝利。
 ようやく今季初の勝利を飾りました。


 先制点は深セン
 前半13分に中盤からのロングシュートが相手DFに当たってコースが変わり、そのままゴールマウスに吸い込まれます。
 前半43分には相手チームの左サイドからのクロスを逆サイドで折り返されボレーシュートで同点とされますが、後半25分、深センから見て左よりの位置からのミドルシュートをGKが弾き、それを中盤の選手が押し込んで2-1になったそうです。
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 中国の選手、意外とと言っては失礼ですけど、長めのシュートは上手い気がするんですよね。
 ロシア人選手はミドルシュートだけでなく、長めのパスの質が高くて、やっぱり日本人に比べて筋力があるのかな?なんて思っていたのですけど、中国人選手はそこはあまり変わらないと思うんですけどね…。
 強いて言えば、足が長い選手が多いんでしょうか。
 まぁ、逆にバイタルエリアの守備が緩い(これはロシアも同様)から…とも言えるのかもしれませんが。



 今回は残念ながら90分は見ていないのですが(初勝利の試合に限って…)、楽山は今回もスタメンフル出場。
 負傷し一時は日本に帰国していた巻も、90分間プレーできたようです。
 得点には絡めませんでしたが、1ヶ月間も試合から遠ざかっていたことを考えても、初勝利を決めたこの試合で90分間プレーできたということは、巻にとっても大きいのではないでしょうか。


 次は2人がゴールに絡む試合も期待したいのですが、なにせまだカップ戦を含む8試合合計で(深センの仕様スタジアムが決まらず1試合延期となったためまだ8試合)得点は3つだけですし、まずはチームとして試合内容を向上していくことが大切ですね。
 今回試合に勝った南昌衡源もこの敗戦で16チーム中15位に落ちた下位チームですので、そこまで手放しで喜べる相手ではないのかなぁと思います。


 とはいえ、深センはこれで13位に浮上。
 この試合が浮上の足がかりになれば良いですね。
 ひとまず、おめでとうございます。