深セン紅テン巻は背番号18、楽山は背番号15で決定か
Wikipediaの深センの項目(中国語)によると、巻の背番号は18、楽山の背番号は15になったようです。
巻はジェフ時代から18に愛着があるようでしたし、楽山も良い番号なのではないでしょうか。
ちなみに楽山はジェフ時代は23、広島では33、FCヒムキでは88だったはずです。
ただ、このWikipediaに書かれた背番号、クラブの公式サイトにも書かれていないようですし、リーグ側の公式サイトを探しても見つからなかったので、情報の出所が分からないんですけどね…(笑)
まぁ、でもさすがに根拠のないものではないのかな…とは思うのですが。
ついでに深セン紅テンの外国人選手を、チェックしてみたいと思います。
まずは、ニュージーランドのクリス・キレン。
1981年生まれで183cmのFWです。
イングランドプレミアリーグやスコティッシュプレミアリーグを渡り歩き、ニュージーランド代表としては2010年W杯や2009年のコンフェデレーションズカップでもプレー。
07年から所属したセルティックではCLにも出場しています。
09年にイングランドのノリッジ・シティにレンタル移籍し、2010年には元セルティックのストラカン監督率いるミドルスブラで半年間プレーし17試合で3ゴールを挙げましたが、その年の夏に深センに加入しています。
2010年W杯では主力選手として背番号10を付け、左ウイングでプレーしていたようです。
深センはキャンプで4-4-2を試しているという中国の記事もあったので、巻のパートナーになる可能性も高い選手なのかも知れません。
続いて、スロベニアのエルミン・ラコビッチ。
1977年生まれで身長は174cm。
トライアウトの末、巻などともに加入が決まった選手で、本来はFWですが深センではMF登録となっている模様です。
スロベニア代表としても15試合に出場しており、2002年の日韓W杯前には当時ジェフに所属していたDFミリノビッチと共に代表に選ばれていたこともあるようです。
(しかし、ラコビッチは日韓W杯の最終メンバーには選ばれず)。
アムカル・ペルミにもブルガリア代表でストヤノフとプレーした選手がいましたし、サッカーの世界も意外と狭いものですよね(笑)
トルシエ監督はウイングの補強を求めていたような話もあったので、ラコビッチはウイングでの起用となるのでしょうか。
以前紹介した記事から考えると、「複数のポジションをこなせるMF」として計算されているのかもしれません。
そうなってくると、楽山のライバルになるのでしょうか。
そして、最後の1人はいろいろ検索していったところ、たぶんスロベニアのJanez Zavrlなのではないかと思います(笑)
1982年生まれの身長188cmの長身で、CBや守備的なMFもこなせる選手なのだそうです。
前回取り上げたサーチナの記事によると、トルシエ監督は米山の獲得見送りに関して「同じポジションのスロベニア選手との体格」の話をしていますから、それがこの選手なのではないかと。
ということは、CBではなくボランチで使うということなのかな(でもキャンプの深センは「守備が課題」って書かれていましたけど…)。
この選手も2006年にスロベニア代表に選ばれたことがあるようです。
そして、この3人に巻と楽山が加わることになります。
中国スーパーリーグは5人中4人しか出場できないようですので、激しいライバル争いも予想されます。
実績だけでは現在の実力はわかりませんが、ニュージランド代表1人、元スロベニア代表2人、元日本代表1人…その中でW杯出場経験者2人と、外国人選手はなかなか豪華な印象を受けますね。
それなりの予算もあるチームということなんでしょうか。
Wikipediaを見ると実績のある長身FWはいないので、巻はライバルが少ないのかなぁとも思いますが、詳しいことはわかりませんね。
逆に楽山の方はライバルも多い気もしますが、巻と協力してしっかりとアピールしてほしいところですね。
まぁ、スロベニアのファンも同じようなことを言っているかもしれませんが…(笑)
まずはどういった開幕戦になるのか楽しみです。
でも、テレビでの放送もないですし、上手くどこかで視聴できるかなぁ…。