楽山、巻に続き深センに入団 米山とは契約せず

 中国系のニュースサイトサーチナニュースによると、トルシエ監督が指揮する深セン紅テンへの巻と楽山の加入が決まったと報じています。
 一方で、同時にトライアウトを受けていた米山篤志は、残念ながら入団とはならなかったようです。



 巻の携帯公式サイトで深センへの加入が発表された後も、中国のサイトはチェックしているのですが、「巻の公式サイトで発表されたと日本のメディアが報じた」という形で伝えていました。
 今回のニュースでも巻に関しては同様のことが書かれているので、どこまで信用していいのか…と悩むところがありました。
 しかし、中国スーパーリーグの移籍マーケットが閉まった3月23日を受けて、こちらのニュースでは各チームの外国人選手、監督などの一覧がアップされています。
 これによると、深センの外国人選手は巻、楽山、ニュージーランド代表FWキレン、スロベニアの2選手(こちらなどを見ると1人はMFとDFでプレー出来る選手で、もう1人は複数のポジションがこなせるMFなのかな)が登録されているようです。
 細かく選手が書かれていて、さすがにこれは間違っていないと思うので、これでようやく安心できそうです(笑)
 クラブの公式サイトとがまともにリリースをしてくれれば、何の苦労もないのですけどね。


 米山に関しては自身のブログが更新されており、アメリカ、中国に渡ったものの、現時点では結果が出てないことを明らかにしています。
 タイミングからしても、やはり今回のトライアウトは失敗だったようですね…。
 どこか次が見つかるといいのですが。



 サーチナの記事によるとトルシエ監督は楽山の獲得に関して、「重要なのはかつて巻と同じチームにいたこと」と話しているようで、同時のジェフをしっかりとチェックした上で、2人の補強に到ったということでしょうか。
(というか、楽山の方がトライアウト参加は先でしたが、巻の獲得は前提としてあったということ?)。
 「攻撃的なチームを目指す」という話もしているそうなので、もしかしたら当時のジェフのイメージがあるのでしょうか。


 また、現地では2004年から現形式となった中国スーパーリーグでは、初の日本人選手が一気に2人も誕生したことも頻繁に取り上げられているようです。
 このあたりはトルシエ監督だからこそ、出来たこととも言えるのかもしれませんね。



 一方で、中国スーパーリーグはアジア枠も込みで5人の選手を補強できますが、試合に出場できるのは4人までとなっています。
 これについてはWikipediaでも確認できます。
 トライアウトを勝ち抜いて深セン入団を決めた外国人選手達ですが、これからも出場枠を争うライバルということになりますね。
 このルールどうなの?とも思うのですが、言っても変わるものではないですし、巻と楽山には試合出場を目指して頑張ってほしいと思います。
 そして、2人でチームを引っ張っていってほしいですね。