メルセデスGP、ロータス・ルノーの新車画像

 本日、新車発表予定だったメルセデスGPが、今期マシンのイメージ画を公表しました。
 この画像はチームが発表する前に他所から流出し、遅れて正式にチーム側が発表するという形になりました。
 まぁ、あえて流出させて、注目を集めようとした可能性もあるのかもしれませんけどね。
 今日は合同テスト前日で新車発表ラッシュということになり、インパクトを与えるというのは難しいのかもしれませんし。


 前からの画像だけですが、フェラーリに続きかなりのハイノーズになっていますね。
 ハイノーズが今期のトレンドになるのでしょうか。
 また、サイドポンツーンのエアインテイクが非常に大きな印象。
 KERSの搭載もあって、熱処理に配慮したいデザインということなのかもしれません。



 また、ロータスルノーも新車のスクープ写真が報じられています
 こちらはイメージ画ではなく、実写の写真となっています。
 フェラーリメルセデスGPとは違いローノーズですが、今期も独自路線を行くのでしょうか。
 今期からFダクトはレギュレーションで使用できませんが、シャークフィンはそのまま付いていますね。


 事前に言われていた通り、黒と金のペイントになっています。
 インディやル・マンに参戦し今期からより積極的にロータスブランドをプッシュしていくのであれば、F1でも緑×黄でいけばいいのに…と思うのですけど。


 …って。

太陽光発電会社「SunCore」とロシアの石油化学会社「Sibur」のロゴが追加されているのが確認できる。

 Sibur!!

ロシアプレミアリーグ残留の可能性も言われているアムカルですが、先週末ロシア石油会社大手のSiburとのスポンサー契約の交渉が決裂したと報じられました。(ゆっくりいこう

 そういえば、プレミアリーグからの撤退が決まったサターンのサポーターなどは、プーチン首相に続きメドベージェフ大統領にもサポートをお願いしたようですが、残念ながら叶わず…。
 以前、財政難のトム・トムスクやクリリア・ソベトフを政府が救ってくれたということが背景にあるのですが、今回はそういった動きはなかったようで。


 ロータスルノーには多くのロシアマネーが集まっているようですし、今はサッカー以上にF1の方に力を入れようとしているのでしょうか。
 ロシアのニュースサイトを見ても、F1のネタは多く使われているようですしね。
 そのロータスルノーが今期、どれだけのパフォーマンスを見せるのかにも注目です。