香川抜きでアジア杯決勝オーストラリア戦
すでに大きく報道されていますが、香川が第5中足骨を骨折。
復帰までに長期間の時間かかるとも言われており非常に残念なニュースですが、焦っても仕方がないですしともかくしっかりと治してほしいところです。
その代役というのは言葉が悪いですが、スタメンの候補に挙がっているのが、藤本、柏木、細貝あたりのようです。
報道によると最有力は藤本のようですが、ここまで出場機会は短かっただけに少し意外な印象も。
能力に関しては言うまでもなく、むしろもっと見たい選手でもあったわけですが、チームとの連携や勢いの面で“乗れていけるかどうか”が気になりますね。
一方、柏木はサウジアラビア戦でスタメン出場し、良いプレーを見せてくれました。
しかし、今回スタメンではないとなると柏木はトップ下で使いたい選手で、トップ下ならば本田の方が優先順位では上…とザッケローニ監督の中では考えられているのかなぁと。
細貝を起用した場合も4-1-4-1でも本田がサイドに移ることになると思うので、3人の誰が良いか以上に本田をトップ下で起用したい(本田のサイド起用に期待していない)ところがあるのかなぁとも思います。
…まぁ、いろいろ考えていくと本田1トップが一番いいんじゃないかという話はこれまでにも出ていますが、それだと諸に前任者と被ってしまうというのを嫌っているんでしょうか(笑)
4-1-4-1にすればオーストラリアの4-4-2に対応しやすいという見方もあるようですが、状況次第じゃないでしょうか。
むしろ去年のジェフは1ボランチにした時の方がボランチの脇を攻略されてしまって、2トップへのくさびとSHの中への侵入で苦しまれてしまった経験があります(その結果、シーズン途中から2ボランチに変更)。
アンカーの能力の問題だとか、くさびの出所を抑えられなかったことが問題もあったと思いますし、本来ならば1ボランチの方が理論的にはパスの出所を抑えやすいのでしょうが、実際にはそううまくいかないことも多いわけで。
そういったロジック的な部分を学びつつも、それがすべてではないということも理解しておかなければいけないんじゃないのかなぁと思います。
もちろん代表クラスになれば、ジェフなど以上にその理論的な部分を実現できる力はあるとも言えるのでしょうけど、それにしたって。
そのあたりの難しさが、サッカーの楽しさでもあると思いますしね。
決勝の相手はオーストラリア代表。
以前にも言いましたが、アジアの国とはスタイルが違うチームだと思いますから、個人的には非常に楽しみですし、チームとしても1つの経験となるのではないかと思います。
もちろん欧州の国などとは親善試合などで対戦する機会もありますが、親善試合の場となると回数は限られてくるわけで。
その中でこういった試合経験を積めるのは、貴重なんじゃないかなぁと思いま
す。
…まぁ、そうはいってもここまでくれば、そんなこと以上に今日の試合に勝って、アジアカップで優勝することが何よりも期待したいですね。
オーストラリアに勝って、“アジア大陸の国”のプライドを見せつけたいとこ
ろです(笑)
あとは観戦者にとって問題なのは時間かもしれませんね。
24時キックオフかぁ…。