読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

6月の最後は21位に低迷する北九州戦

JEF

 まずは試合と関係ないですが、オシム監督と元ジェフ選手の話が2つ出ていますのでご紹介を。
 Twitterでは取り上げましたが、日刊にはオシム監督が阿部と巻にメッセージを送ったという記事がアップされています。
 また、こちらのサイトでは、阿部がオシム監督を振り返るインタビューが掲載されています。


 どちらも阿部がメインの話ですが、ジェフとは決して良い別れではなかったこともあって、阿部が当時の話をすることはあまりなかったと思います。
 個人的にも他の元ジェフ選手に関してはともかく、阿部に関して話すのはまだどこか気が引けるところがあります。
 それだけジェフと阿部は深い繋がりがったと思うのですが、今回の阿部はかなり長い話をしています。
 もちろんオシム監督の話が中心ではありますが、ようやくほとぼりも覚めたところがあるのでしょうか。
 どちらも貴重な記事だと思いますので、興味のある方はご覧ください。



 さて、今週末ジェフは北九州と対戦します。
 北九州は現在21位と、大きく低迷。
 ここ最近も1勝5敗と負けが込んでおり、その1勝も最下位の金沢からあげたものとなっています。


 北九州は一昨年は4位、昨年は9位のジェフよりも上の7位で、シーズンを終えています。
 それだけに、この苦戦は意外と言っていいのではないでしょうか。
 昨年6位で現在19位の長崎とともに、九州勢が苦しんでいることになりますね。



 やはり昇格できる時に、昇格しておかないと苦しくなるということなのかもしれません。
 一昨年の北九州は4位にいながらもJ1ライセンスが取得できずにプレーオフに参加できず、その結果ジェフがプレーオフ決勝にダイレクトで参加することが出来ました。
 その後もJ1ライセンス取得を逆算したチーム作りを目指していたようですが、チームにはどうしても旬というものがある。


 特に小規模クラブはライフサイクルが短くなってしまうところがあると思うので、今年はそこが出てしまっている部分もあるのかなと思います。
 今年は現在上位争いをしているクラブだと、山口や町田がJ1ライセンスを取得できるかどうか際どいところとなっているはずです。
 そこで頑張る選手や関係者のためにもJ1ライセンスを取得して、最低でもプレーオフに参加できる状況になってほしいですね。



 しかし、北九州も来年初旬には、新スタジアムが完成する予定となっています。
 そこに合わせてもう一度クラブが盛り上がっていければ、また勢いに乗れるかもしれない。
 そのためにもまずはJ2に残ることが、大事になってくるのかもしれません。


 毎年J2残留争いに加わるクラブは、シーズン終盤に入って必死に戦うケースが多い印象です。
 もしかしたら「諦めの悪さ」という点では、J1残留争い以上に激しくなることも多いかもしれない。
 今シーズンはまだ折り返し地点にも立っていませんが、どの段階で残留争いを意識し始めるのかは、他チームにも影響が出るかもしれません。



 実際、ここ数試合の北九州は、守備的なサッカーが増えている印象です。
 しかし、それでもここ6試合は毎回失点をしており、6試合で合計11失点。
 得点力もさることながら、失点の多さが目立っているように思います。


 一昨年の北九州は組織的な守備が特徴のチームといった印象でしたが、昨年はより攻撃的なチームを目指した結果、失点数が一気に増えてしまいました。
 主力選手が抜けた影響も大きかったとは思いますが、総失点数は下から3番目の多さ。
 今年もそこが尾を引いているのかなと思います。



 それでも前々節は金沢相手に3-2で勝利をあげ、前節は首位札幌を相手に0-1で惜敗となっており、徐々にではありますが、改善の兆しは見えているのかもしれません。
 北九州は昨年もシーズン序盤は波に乗れなかった印象ですし、ここから調子を上げていけるか。
 ジェフ戦で反撃ののろしを上げられるかといった試合となるのでしょうか。


 なお、北九州には2014年から、原一樹が在籍しています。
 前節札幌戦でも惜しいシーンを作っていましたが、原も市船出身で佐藤優也とプレーしています。
 市船黄金期といって良い時代だったと思いますが、当時の市船は強いけれど代表レベルの選手が出てこないと揶揄されていました。
 それでも原一樹や佐藤、石井(徳島)、渡辺(山形)、中林(岡山)など、当時の選手達はJ2を中心に頑張っていますね。



 対するジェフは、前節清水と1-1で引き分け。
 これでジェフは9試合負けなしとなりますが、そのうち引き分けは6試合。
 特に6月に入ってからは1勝3分となっていますから、合計の勝点でいえばあまり良い結果とは言えない状況です。


 ジェフはこの試合で、エウトンが復帰予定。
 北九州は札幌戦と同様に引いて守ってくる可能性がありますから、そういった相手にどう攻撃を作っていくかが重要だと思います。
 その点でエウトンにかかるところは、大きいのかもしれません。



 また、丹羽が鳥栖から加入しましたが、関塚監督は昨年も加入直後の選手をいきなり起用しているので、こちらも注目かもしれません。
 特にジェフは得点後の失点が目立っていますし、90分間を通じて集中して守れるか。
 北九州戦では特に、相手の鋭いカウンターに注意すべきではないかと思います。


 ここ2試合はすっきりとしない引き分けで終っていますし、北九州戦は勝率の良いホームゲーム。
 しっかりと勝って、6月を締めたいところではないでしょうか。