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GW連戦の最終戦はアウェイ京都戦

 ジェフの4月の勝ち星は、最下位金沢戦の1-0での勝利のみ。
 ここ4試合勝ち星なしで、GW連戦の最終戦を迎えます。
 明日の対戦相手は京都となります。


 京都は昨年7月に和田監督が成績不振で解任され、石丸監督が就任。
 状況は改善された印象でしたが、引き分けが非常に多く8月末から10月末まで9試合連続引き分けをJ2記録を作っています。
 今年も開幕戦から4試合連続引き分けでスタートし、昨年の流れが続くのかと思われましたが、4月は3勝1敗と成績を伸ばしています。
 ここ2試合はC大阪、清水と上位チームに2連勝を上げており、順位も1試合少ない状況で8位にまで浮上しました。



 現在の京都は、4-4-2で攻守にシンプルなサッカーをしている印象です。
 良い時の京都は守備時も距離感が近く、コンパクトに守れているように思います。
 悪い時はズルズルと下がってしまうところがあるのかなとも感じます。


 攻撃時にはまずFWにあてて、そこに中盤の選手がサポートに行く。
 遅行時にはボランチを使って、素早くサイドに展開するというのが狙いではないでしょうか。
 攻撃時も流れが悪い時はFWが単発になってしまい、良い時はFWに中盤の選手がうまく絡んで攻撃に厚みを作れている印象です。



 J2では4-4-2が増えているので、どのチームも間延びしてしまうと攻守に"深み"が作りにくい。
 コンパクトに戦えるかどうかが、今年のトレンドになっているのかなと思います。
 あるいはコンパクトに守れない状況でも、いかに守備で粘れるかが重要とも言えるのかもしれません。


 主力選手が半数近く入れ替わった京都ですが、FWにはイ・ヨンジェ、ダニエル・ロビーニョ、エクスデロと迫力のある選手がいます。
 中盤に山瀬や佐藤健太郎といった、試合を作れるベテラン選手が主力として活躍。
 アンドレイなど可能性を感じる選手もいて、昨年よりスケール感が増したようにも感じます。
 成績も上がってきましたし、ここからどこまで上位に食い込めるか注目ですね。


 ジェフはまずはボランチの選択をどうするのか。
 山本は5日、全体練習に復帰したそうですが、いきなり試合に出場できるかどうかはわからない。
 富澤の状態も気になりますが、勇人、町田、若狭、長澤はそれぞれボランチとして可能性も見せてくれたと思います。
 井出の起用に関しては攻守に失敗だったと思いますが、他に候補がいないというわけでもない。


 同じポジションに怪我人が増えたのは残念ではありますが、怪我人や出場停止がゼロで終るシーズンなどありえないわけで。
 これまでの対戦相手も多くのチームが離脱者を抱えており、怪我人の数で言えば決してジェフは多いわけではない。
 どこも苦労しながら、戦っているのだと思います。



 逆に離脱者によって、選手がコンバートすることで開花する場合もある。
 米倉などが典型的なパターンだと思いますし、こういった時こそ監督の対応力やセンスが求められるのではないでしょうか。
 苦境の中で、いかにベストなチョイスを選べるかどうか。


 そのためにもポジションごとに、どのようなタスクを求めるか明確に出来ているかどうかが、重要ではないかと思います。
 ここ2試合で井出から若狭と振り幅が非常に大きい選手選択をしたことになるわけですが、そもそもボランチに何を求めて起用しているのか。
 FWに関してもそうですが、そのベースが曖昧だから水戸戦で大きく失敗してしまったのではないかとも思います。



 連戦の最終戦で気温も上がってきたので、コンディションも重要になってくるように思います。
 水戸戦では動きも悪かった印象ですが、讃岐戦ではコンディションで相手を上回ったこともあって、押し込む時間が長くなったようにも思います。
 しかし、明日の試合はアウェイということもありますし、讃岐戦のようにはいかないかもしれません。


 コンディション的に辛くなれば、押し込まれる苦しい時間帯が増える可能性もある。
 良い時間帯に確実に点を奪うだけでなく、苦しい時間に耐えられるかどうかも重要となってくるかもしれません。
 ともかくGW連戦で勝ち星なしというなれば今後も厳しくなりますし、久々の勝利を期待したいところではないでしょうか。