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最終節 すべてを出し切って結果を待つ

 11月23日月曜日にJ2最終節が行われます。
 ジェフはプレーオフ出場をかけて、ホーム・フクアリで讃岐と対戦することに。
 ジェフ前後の順位を確認しておきましょう。


       勝点  得失点差
6位 長崎   60    10
7位 東京V  58    4
8位 千葉   57    7
9位 北九州  56    0
10位 金沢   54    4
11位 札幌   54    1
 下を見ても仕方がないですが、最終節を残した現在でも中段グループは混戦。
 ジェフも6位まで上がる可能性が残されていますが、10位まで落ちる可能性もありそうです。


 残り1枠となったプレーオフ出場権は、長崎、東京V、ジェフで争うことになりました。
 最終節で6位の長崎は9位の北九州と、7位の東京Vは監督交代の決まった4位のC大阪と対戦します。
 どちらも順位の近いチームと戦うことになりますね。



 ジェフは最終節で複数の選手が復帰。
 スロベニア代表に選出されたペチュニクは、14日に行われたアウェイ・ウクライナ戦で73分から出場するも0-2で敗戦。
 17日に行われたホーム・ウクライナ戦ではスタメンに選ばれ、67分まで出場したものの1-1で引き分け。
 残念ながらスロベニアは、EURO予選プレーオフ敗退が決まってしまいました。


 北朝鮮代表に選出された安は、12日のウズベキスタン戦に35分から出場したものの1-3で敗戦。
 17日に行われたバーレーン戦は2-0で勝利しましたが、安の出場機会はありませんでした。
 北朝鮮はアジア2次予選グループH首位をキープしています。


 ペチュニク、安に加えて、パウリーニョ、勇人も出場停止から復帰。
 日刊によると井出も怪我から復帰したようですし、最終節に向けてメンバーが揃う形となりました。
 しかし、ジェフは10月からの7試合で勝点7しか稼げていないわけで、メンバーに関わらず成績が伸ばせていないことになります。



 昨年J3との入れ替え戦を戦った讃岐ですが、現在は16位でJ2残留を確定。
 今季の讃岐の特徴は失点数の少なさで、現在33失点は長崎に次いでJ2で2番目の少なさ。
 一方で得点面はここまで28と、最も少ないゴール数となっています。
 ちなみにジェフはここまで失点43、得点50となっています。


 今季の讃岐はシーズン序盤こそ勝点が伸ばせなかったものの、6月から7月にかけては7試合負けなしと結果を残し力をつけていった印象でした。
 それ以降は苦しんで、8月末から9試合勝ち星が上げられず10月には20位まで後退。
 しかし、シーズン終盤に入って再び調子を上げており、ここ4試合は負けなし。
 11月に入ってからは2勝1分と、ジェフよりも好成績を上げています。



 昨年は失点が非常に多くその反省からか今季は堅守を作り上げた讃岐ですが、その分得点力不足に苦しんできました。
 しかし、ここ数試合は守備だけでなく、積極的に前に出ていくプレーが増えている印象です。
 これが好調の要因と言えるのでしょう。


 ここ4試合で大沢をスタメンとして起用し始め、守備時は4-4-2で前線に。
 攻撃時には4-4-1-1のトップ下として、チャンスメイクを果たしています。
 チーム全体でも守備では前からプレスをかけ、攻撃ではワンタッチパスから素早くサイドを攻略する攻撃を作り上げており、11月に入ってからの3試合で合計6得点を上げています。


 前節岐阜戦では前半のうちに2ゴールを上げたものの、後半立ち上がりは失速して岐阜に押し込まれます。
 しかし、4-1-4-1にフォーメーションを変え、守備を固めて冷静に対処。
 最後はPKから得点を奪い、3-0で完勝しています。



 そのPKを決めたのが、途中出場の高橋泰でした。
 高橋は先日チームからの契約満了が発表され、引退か現役続行かも決めていない状況とのことです。
 2005年にはジェフに所属していたストライカーで、当時はオシム監督が数多くの練習試合を組んでいたこともあって、練習試合で年間100ゴールを決めたのではないかと言われていた選手でした。
 

 また、讃岐には元ジェフリザーブズのアンドレアも在籍していますが、11月上旬に負傷。
 右ハムストリングの肉離れで、全治2か月と診断されたそうです。
 残念ながらジェフ戦では見ることができなそうですね。



 相手は好調の讃岐ということもあって、ジェフとしては嫌な相手ということになると思います。
 しかし、現在のジェフの場合、問題なのは相手よりも自分達の出来ではないでしょうか。
 例え讃岐に勝利してプレーオフ進出がかなったとしても、その後のプレーオフも勝ち抜かなければ意味はない。
 1試合は運で勝てたとしても幸運が2試合、3試合と続くとは思えませんし、実力で結果を残して昇格しなければ。


 プレッシャーのかかる試合が続くとは思いますが、泣いても笑ってもリーグ戦は残り1試合なわけですから、選手たちには思いっきりプレーしてほしい。
 プレーオフ出場のためには他会場の結果も必要となってきますが、それは後からついてくるもの。
 このチーム状況・この成績でまだこの順位にいること自体がすでに奇跡的なものだと思いますし、月曜日の試合ではまずは自分達のすべてを出し切ってほしいと思います。
 その結果として、何かがついてくれば素晴らしいことだとは思いますが。



 長崎も東京Vも決してチーム状況は良いとはいえないと思いますから、讃岐に勝てれば順位を上げる可能性はあるかもしれません。
 しかし、どちらにしても現状では上位2チームが勝てばプレーオフ進出はなくなるわけですから、こういった状況に陥った段階で他力本願な厳しい立場であることには変わりない。
 ですから、まずは目の前の試合に集中して、プレーオフ出場に関わらず、最終節を良い形で終えることに集中してほしいところではないでしょうか。