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現在21位と苦しむ大分と対戦

 天皇杯を挟んで、今週末はJ2の第37節が行われます。
 ジェフは前節福岡に敗れて、プレーオフ圏外の7位に交代。
 日曜日の試合では、ホームで大分を迎え撃ちます。


 今シーズン序盤から結果の残せなかった大分は、6月1日に田坂監督を解任し柳田監督が就任。
 その後、一時的に成績が上がったものの、夏以降は苦しんでいる印象です。
 現在7勝13分16敗の21位で、J3との入れ替え戦圏内ということになります。


 成績が伸び悩んでいることもあってか、現在は守備から入るチームを目指しているように感じます。
 しっかりとボックスを作って守り、そこからカウンター。
 攻撃でもリスク回避のため、裏狙いのボールが多くなっている印象です。



 そのため、前節栃木戦では8月に移籍した元ジェフの荒田が初先発。
 裏を取る動きで決定機も作りましたが、決めきれずに終わってしまいました。
 また元ジェフの兵働もスタメン出場を続けており、栃木戦ではCKから伊佐のゴールをアシストしています。


 前節は最下位栃木との大事な試合だったわけですが、試合は1-1の引き分け。
 守備ではスペースを消す意識は高いものの寄せが甘く、大事なところで守りきれなかったり。
 攻撃もアバウトな裏へのボールが多く、流れをつかみきれなかった印象です。
 これでリーグ戦では3戦勝ちなし。
 14日に行われた天皇杯横浜FM戦では、メンバーを大きく入れ替え0-1で敗戦しています。



 基本的にはジェフ以外の他チームは肩入れをしないのですが、大分はJ1時代にも戦った相手でここ最近も昇格争いのライバルだったわけですから、頑張ってほしいチームの1つです。
 もし万が一J3に降格となったら支援なども、大幅に削られる可能性のあるクラブではないでしょうか。
 そうなれば、存続問題などに関わってくるのかもしれません。


 今季のJ2では徳島も苦戦しています。
 J1での1年でかなり消耗したという話をしている選手もいるそうで、予算面でもJ1に合わせて無理をした部分があるかもしれない。
 プレーオフからの昇格ということもあって、チームとして準備が足りない状況で昇格した結果、今になって苦しんでいるという可能性も考えられるのかもしれません。


 もしそうなのであれば、プレーオフ制度の弊害というものが早くも出ているのかもしれない。
 今年のプレーオフ決勝が長居で行われるということで話題になっていましたが、そんなことよりも大きな問題が発生している可能性が言えるのではないでしょうか。
 プレーオフ自体は大きな盛り上がりを見せ集客面でも成功していることを考えるとすぐにやめるわけにはいかないでしょうが、将来的には考え直さなければいけない部分が出てくるかもしれません。



 これは他人ごとではなく、もし今季ジェフがプレーオフ経由で昇格しても同じことが言えるかもしれない。
 最終順位がどうなるかなどはまだわかりませんが、J1での準備というのは様々な面で必要になってくるでしょう。
 単純な予算面ももちろん重要ですが、チームとしての熟成度、今いる選手の質、補強面など、チームの力というものは多くの要素の中で成り立っているはずです。


 正直に言って現状のままのチームでは、J1にいっても戦えるのかどうか不安は大きい。
 J1で全く結果の残せないまま降格し、翌年にチームが崩壊しJ2でも低迷する…という可能性も無きにしも非ず。
 「今年は先のことは考えずともかくJ1昇格を目指す」というような話を今季序盤に選手が話していましたが、クラブの未来を考えるとやはりそう単純にはいかないのだろうと、他チームを見て感じるところがあります。



 さて、余計な話が長くなってしまいましたが大分戦。
 ジェフは前節福岡戦では3-1-4-2で臨んで破れてしまいましたから、今回はどのようなメンバーで戦うのか注目です。
 天皇杯で森本も怪我から復帰しスタメン出場していますし、予想しにくい状況となっています。


 週の合間には安が北朝鮮代表に、ペチュニクスロベニア代表に参加。
 それぞれ試合に出場しています。
 2人のコンディションなども気になるところです。



 北朝鮮代表はW杯ロシア予選の2試合を実施。
 8日に行われたミャンマー代表戦は0-0の引き分けで、安は前半アディショナルタイムから出場。
 13日に行われたイエメン代表戦ではスタメン出場も44分に交代。
 試合は1-0で北朝鮮が勝利、グループH首位を維持しています。


 ペチュニクは9日に行われたリトアニア代表戦では79分から出場。
 試合の方は1-1の引き分けでした。
 そして、12日に行われたサンマリノ戦では後半スタートと同時に出場しゴールを決め、2-0での勝利に貢献したようです。
 この得点シーンも左サイドからのクロスに対して頭で合わせて決めたもので、やはりペチュニクは左からのクロスボールに合わせるパターンが得意なのではないかと思います。


 この2試合の結果により、スロベニア代表はEURO2016予選プレーオフに回ることになりました。
 プレーオフはホーム&アウェイの勝者が本線出場権を得るもので、11月12日〜17日間に2試合が行われます。
 そのため、ペチュニクは第41節岡山戦を欠場することになるものと思われます。


 岡山戦は最終節の1つ前の試合となりますから、大事な試合をペチュニクを欠いて戦う可能性があります。
 また、同時期にはW杯アジア予選も実施されるため、安も代表招集されるかもしれません。
 J2はこの重要な節を、国際Aマッチ週間に入れてきたんですね…。



 特にペチュニクは関塚監督も、かなり信頼しているのではないでしょうか。
 スタミナや守備面には不安があるものの、攻撃面における大事なところでの精度の高さ、技術力の高さはやはり特別なものがあると思います。
 また、関塚監督はかなりセットプレーでの守備を重要視している印象があり、それもあってペチュニクに疲れが見えてもなかなか買えないところがあるのではないかと思います。


 しかし、夏ころから左サイドからのクロス展開が作れないこともあって、ペチュニクがゴール前で頭で合わせるといったシーンは見られなくなりました。
 足元でのチャンスメイクしか攻撃に絡めていな印象があり、ペチュニクを活かし切れていない印象もあります。
 それでも攻撃で変化を作れる選手というのは今のジェフでは少ないですし、大分戦でもどのように起用されるのか注目ではないでしょうか。


 大分の状況も気になりますが、プレーオフ出場を目指すジェフとしてはしっかりと勝たなければいけない相手。
 大分とは相性も良くホームゲームでもありますし、結果が重要な試合ということになりますね。